【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の京阪宇治線 (中書島駅~宇治駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.0万円/坪(11.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -18.1%( -8.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -87.3%( -55件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 67.7 坪 (昨年 77.8 坪から -13.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。三室戸駅、宇治駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三室戸駅で昨年に比べ +78.9 %、坪単価は 59.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(三室戸駅)は +78.9 %(坪単価 +26.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(黄檗駅)は -78.3 %(坪単価 -30.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.5 分 → 2024年 10.2 分、-29.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.6 % → 2024年 25.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三室戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.5万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +78.9%( +26.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黄檗駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -78.3%( -30.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
京阪宇治線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中書島駅 | - | 50.1万/坪 (98.0坪) | 55.2万/坪 (86.1坪) |
観月橋駅 | - | 43.7万/坪 (59.2坪) | 37.2万/坪 (24.2坪) |
桃山南口駅 | - | 73.2万/坪 (34.4坪) | 53.1万/坪 (83.2坪) |
六地蔵駅 | - | 45.1万/坪 (68.7坪) | 38.0万/坪 (72.6坪) |
木幡駅 | 50.9万/坪 (32.5坪) | 47.8万/坪 (46.6坪) | 48.5万/坪 (47.5坪) |
黄檗駅 | 8.3万/坪 (50.4坪) | 38.5万/坪 (111坪) | 43.1万/坪 (44.1坪) |
三室戸駅 | 59.5万/坪 (30.3坪) | 33.3万/坪 (74.7坪) | 45.0万/坪 (38.4坪) |
宇治駅 | 59.0万/坪 (147坪) | 46.7万/坪 (87.5坪) | 43.9万/坪 (76.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三室戸駅 59.5 万/坪(昨年同期比 +78.9 %)
三室戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.5万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +78.9%( +26.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 74.7 坪から -59.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 24.0 分 → 2024年 14.0 分、-41.7 %と大きく減少)
黄檗駅 8.3 万/坪(昨年同期比 -78.3 %)
黄檗駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -78.3%( -30.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.4 坪 (昨年 111.3 坪から -54.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.9 分 → 2024年 16.0 分、+62.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示