【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年4月〜6月期の伊豆急行線 (伊東駅~伊豆急下田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +9.8%( +0.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -62.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 50.3年(昨年 40.7年から +23.7 %増)。平均専有面積は 53.3 ㎡ (昨年 63.8 ㎡から -16.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。南伊東駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは南伊東駅で昨年に比べ -8.0 %、単価は 6.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(南伊東駅)は -8.0 %(単価 -0.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(南伊東駅)は -8.0 %(単価 -0.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 62.5 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 40.7 年 → 2024年 50.3 年、+23.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.0 分 → 2024年 28.3 分、+57.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 66.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南伊東駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -8.0%( -0.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南伊東駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -8.0%( -0.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
伊豆急行線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
伊東駅 | - | 6.1万/㎡ (41.8年/52.5㎡) | 10.0万/㎡ (41.3年/76.7㎡) |
南伊東駅 | 6.5万/㎡ (59.3年/57.5㎡) | 7.1万/㎡ (58.3年/47.5㎡) | 3.9万/㎡ (57.3年/160㎡) |
川奈駅 | - | - | 8.9万/㎡ (34.3年/55.0㎡) |
富戸駅 | - | 17.1万/㎡ (29.3年/70.0㎡) | - |
城ケ崎海岸駅 | 14.4万/㎡ (32.3年/45.0㎡) | - | 11.6万/㎡ (30.3年/55.0㎡) |
伊豆高原駅 | - | - | - |
伊豆大川駅 | - | 6.7万/㎡ (33.3年/60.0㎡) | 8.0万/㎡ (32.3年/60.0㎡) |
伊豆熱川駅 | - | - | - |
伊豆稲取駅 | - | - | 10.7万/㎡ (33.3年/57.5㎡) |
河津駅 | - | - | - |
蓮台寺駅 | - | - | - |
伊豆急下田駅 | - | 8.2万/㎡ (31.3年/90.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
南伊東駅 6.5 万/㎡(昨年同期比 -8.0 %)
南伊東駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -8.0%( -0.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 59.3年(昨年 58.3年から +1.7 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から +21.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示