【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の伊豆急行線 (伊東駅~伊豆急下田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -21.1%( -2.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて +37.5%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.9年(昨年 36.5年から +3.9 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +12.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。伊東駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊東駅で昨年に比べ +53.3 %、単価は 9.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(伊東駅)は +53.3 %(単価 +3.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(川奈駅)は -42.2 %(単価 -5.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 18.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.2 分 → 2024年 20.5 分、+34.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 75.0 % → 2024年 81.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった伊東駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +53.3%( +3.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川奈駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -42.2%( -5.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
伊豆急行線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
伊東駅 | 9.7万/㎡ (42.0年/71.7㎡) | 6.3万/㎡ (40.0年/60.0㎡) | 18.8万/㎡ (29.0年/80.0㎡) |
南伊東駅 | 7.4万/㎡ (59.0年/65.0㎡) | 7.6万/㎡ (58.0年/50.0㎡) | - |
川奈駅 | 7.0万/㎡ (31.0年/50.0㎡) | 12.1万/㎡ (30.5年/60.0㎡) | - |
富戸駅 | 8.8万/㎡ (30.0年/77.5㎡) | 10.5万/㎡ (31.0年/55.0㎡) | - |
城ケ崎海岸駅 | 5.4万/㎡ (37.0年/65.0㎡) | - | 10.0万/㎡ (30.0年/85.0㎡) |
伊豆高原駅 | - | - | - |
伊豆大川駅 | - | - | - |
伊豆熱川駅 | - | - | 7.4万/㎡ (31.5年/37.5㎡) |
伊豆稲取駅 | - | - | 15.0万/㎡ (33.0年/100㎡) |
河津駅 | - | - | - |
蓮台寺駅 | - | - | - |
伊豆急下田駅 | 9.2万/㎡ (33.5年/77.5㎡) | 14.1万/㎡ (31.0年/77.5㎡) | 8.9万/㎡ (32.5年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
伊東駅 9.7 万/㎡(昨年同期比 +53.3 %)
伊東駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +53.3%( +3.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.0年(昨年 40.0年から +5.0 %増)。平均専有面積は 71.7 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +19.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.0 分 → 2024年 11.3 分、-24.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 66.7 %)
川奈駅 7.0 万/㎡(昨年同期比 -42.2 %)
川奈駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -42.2%( -5.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 30.5年から +1.6 %増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -16.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.0 分 → 2024年 30.0 分、+328.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示