
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜9月期のJR小海線 (中込駅~小諸駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -29.0%( -11.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -77.8%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.3年(昨年 19.7年から +33.4 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 77.2 ㎡から -9.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。中込駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは中込駅で昨年に比べ +66.7 %、単価は 13.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(中込駅)は +66.7 %(単価 +5.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(佐久平駅)は -11.0 %(単価 -5.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 19.7 年 → 2024年 26.3 年、+33.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.6 分 → 2024年 16.0 分、+51.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった佐久平駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -11.0%( -5.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中込駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +66.7%( +5.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR小海線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中込駅 | 13.1万/㎡ (33.5年/65.0㎡) | 7.8万/㎡ (32.5年/65.0㎡) | 11.5万/㎡ (31.8年/65.0㎡) |
佐久平駅 | 44.0万/㎡ (19.0年/75.0㎡) | 49.4万/㎡ (14.6年/80.7㎡) | 31.1万/㎡ (17.0年/90.0㎡) |
小諸駅 | - | - | 6.2万/㎡ (41.3年/65.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
中込駅 13.1 万/㎡(昨年同期比 +66.7 %)
中込駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +66.7%( +5.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 32.5年から +3.1 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
佐久平駅 44.0 万/㎡(昨年同期比 -11.0 %)
佐久平駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -11.0%( -5.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 14.6年から +30.6 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 80.7 ㎡から -7.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 5.3 分 → 2024年 4.0 分、-24.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 42.9 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 14.6 年 → 2024年 19.0 年、+30.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示