【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR両毛線 (山前駅～小山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -29.0％( -6.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて +83.3％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 24.0年から -2.5 ％減)。平均専有面積は 58.2 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -10.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。山前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは山前駅で昨年に比べ +71.4 ％、単価は 12.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(山前駅)は +71.4 ％(単価 +5.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小山駅)は -28.8 ％(単価 -6.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 ％ → 2021年 70.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 15.0 分 → 2021年 16.6 分、+10.7 ％と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -28.8％( -6.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +60.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +71.4％( +5.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR両毛線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 山前駅 | 12.0万/㎡ (36.0年/20.0㎡) | 7.0万/㎡ (0年/60.0㎡) | 6.5万/㎡ (36.0年/55.0㎡) |
| 足利駅 | 8.3万/㎡ (29.0年/30.0㎡) | - | - |
| 佐野駅 | 8.2万/㎡ (25.0年/60.0㎡) | - | - |
| 栃木駅 | - | - | - |
| 小山駅 | 17.0万/㎡ (20.6年/66.2㎡) | 23.9万/㎡ (24.0年/66.0㎡) | 19.5万/㎡ (20.3年/63.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
山前駅 12.0 万/㎡(昨年同期比 +71.4 ％)
山前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +71.4％( +5.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -66.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 2.0 分 → 2021年 25.0 分、+1150.0 ％と大きく増加)
小山駅 17.0 万/㎡(昨年同期比 -28.8 ％)
小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -28.8％( -6.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +60.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.6年(昨年 24.0年から -14.3 ％減)。平均専有面積は 66.2 ㎡ (昨年 66.0 ㎡から +0.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 24.0 年 → 2021年 20.6 年、-14.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 ％ → 2021年 57.1 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 ％ → 2021年 14.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示