【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期の東北新幹線 (小山駅~那須塩原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +13.2%( +3.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 38 件(1年前(2020年)に比べて +137.5%( +22件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 20.4年から -13.1 %減)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 57.5 ㎡から +10.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。宇都宮駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは宇都宮駅で昨年に比べ +26.3 %、単価は 28.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(宇都宮駅)は +26.3 %(単価 +5.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小山駅)は -28.8 %(単価 -6.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 20.4 年 → 2021年 17.7 年、-13.1 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.5 分 → 2021年 13.7 分、-21.7 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 % → 2021年 13.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 % → 2021年 12.9 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 2.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇都宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +26.3%( +5.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2020年)に比べて +172.7%( +19件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -28.8%( -6.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +60.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
東北新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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小山駅 | 17.0万/㎡ (20.6年/66.2㎡) | 23.9万/㎡ (24.0年/66.0㎡) | 19.5万/㎡ (20.3年/63.8㎡) |
宇都宮駅 | 28.1万/㎡ (17.0年/62.5㎡) | 22.3万/㎡ (18.7年/53.6㎡) | 28.3万/㎡ (14.2年/71.2㎡) |
那須塩原駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
宇都宮駅 28.1 万/㎡(昨年同期比 +26.3 %)
宇都宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +26.3%( +5.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2020年)に比べて +172.7%( +19件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.0年(昨年 18.7年から -9.0 %減)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 53.6 ㎡から +16.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.5 分 → 2021年 12.5 分、-28.4 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 % → 2021年 16.7 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 18.2 % → 2021年 3.3 %)
小山駅 17.0 万/㎡(昨年同期比 -28.8 %)
小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -28.8%( -6.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +60.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.6年(昨年 24.0年から -14.3 %減)。平均専有面積は 66.2 ㎡ (昨年 66.0 ㎡から +0.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 24.0 年 → 2021年 20.6 年、-14.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 % → 2021年 57.1 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 14.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示