【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜12月期の北総鉄道 (京成高砂駅～新柴又駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +25.3％( +9.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 55 件(１年前(2022年)に比べて +52.8％( +19件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 30.4年から -17.3 ％減)。平均専有面積は 56.8 ㎡ (昨年 54.0 ㎡から +5.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。京成高砂駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは京成高砂駅で昨年に比べ +35.2 ％、単価は 48.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(京成高砂駅)は +35.2 ％(単価 +12.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新柴又駅)は -13.8 ％(単価 -7.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 30.4 年 → 2023年 25.1 年、-17.3 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 22.2 ％ → 2023年 32.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新柴又駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -13.8％( -7.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2022年)に比べて +180.0％( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった京成高砂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +35.2％( +12.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(１年前(2022年)に比べて +32.3％( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 北総鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京成高砂駅 | 48.9万/㎡ (24.9年/54.3㎡) | 36.2万/㎡ (32.1年/52.3㎡) | 46.4万/㎡ (21.7年/53.9㎡) |
| 新柴又駅 | 49.1万/㎡ (25.7年/64.3㎡) | 56.9万/㎡ (20.3年/65.0㎡) | 43.8万/㎡ (23.1年/60.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
京成高砂駅 48.9 万/㎡(昨年同期比 +35.2 ％)
京成高砂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +35.2％( +12.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(１年前(2022年)に比べて +32.3％( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.9年(昨年 32.1年から -22.2 ％減)。平均専有面積は 54.3 ㎡ (昨年 52.3 ㎡から +3.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 32.1 年 → 2023年 24.9 年、-22.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.2 ％ → 2023年 9.8 ％)
新柴又駅 49.1 万/㎡(昨年同期比 -13.8 ％)
新柴又駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -13.8％( -7.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2022年)に比べて +180.0％( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.7年(昨年 20.3年から +26.8 ％増)。平均専有面積は 64.3 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -1.1 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 20.3 年 → 2023年 25.7 年、+26.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 ％ → 2023年 57.1 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示