【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期の東海交通事業城北線 (枇杷島駅~勝川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -30.0%( -11.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて -12.5%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 23.7年(昨年 14.3年から +65.4 %増)。平均専有面積は 81.8 ㎡ (昨年 71.2 ㎡から +14.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。味美駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは味美駅で昨年に比べ +32.7 %、単価は 38.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(味美駅)は +32.7 %(単価 +9.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(枇杷島駅)は -59.6 %(単価 -18.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.8 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 14.3 年 → 2022年 23.7 年、+65.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 57.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった味美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +32.7%( +9.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった枇杷島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -59.6%( -18.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
東海交通事業城北線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
枇杷島駅 | 12.4万/㎡ (33.3年/70.0㎡) | 30.8万/㎡ (9.3年/65.0㎡) | 28.1万/㎡ (23.3年/85.0㎡) |
尾張星の宮駅 | - | - | - |
比良駅 | 17.5万/㎡ (33.8年/77.5㎡) | - | - |
味美駅 | 38.7万/㎡ (12.3年/75.0㎡) | 29.1万/㎡ (10.3年/87.5㎡) | 22.2万/㎡ (21.3年/90.0㎡) |
勝川駅 | 29.3万/㎡ (21.9年/84.5㎡) | 40.8万/㎡ (15.4年/69.2㎡) | 30.0万/㎡ (22.3年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
味美駅 38.7 万/㎡(昨年同期比 +32.7 %)
味美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +32.7%( +9.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.3年(昨年 10.3年から +19.5 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 87.5 ㎡から -14.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 6.5 分 → 2022年 4.0 分、-38.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 10.3 年 → 2022年 12.3 年、+19.5 %と増加)
枇杷島駅 12.4 万/㎡(昨年同期比 -59.6 %)
枇杷島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -59.6%( -18.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.3年(昨年 9.3年から +259.4 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +7.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 8.0 分 → 2022年 5.0 分、-37.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 9.3 年 → 2022年 33.3 年、+259.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示