【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期のJR八高線 (東飯能駅~小川町駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +7.8%( +1.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.6年(昨年 31.0年から -14.2 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 62.1 ㎡から +36.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。東飯能駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東飯能駅で昨年に比べ +29.6 %、単価は 31.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(東飯能駅)は +29.6 %(単価 +7.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小川町駅)は -24.2 %(単価 -2.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 31.0 年 → 2024年 26.6 年、-14.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 92.9 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 7.2 分 → 2024年 8.0 分、+10.9 %と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東飯能駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +29.6%( +7.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小川町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -24.2%( -2.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR八高線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東飯能駅 | 31.4万/㎡ (18.3年/70.0㎡) | 24.2万/㎡ (30.4年/56.9㎡) | 33.8万/㎡ (19.3年/62.5㎡) |
毛呂駅 | - | 8.7万/㎡ (31.0年/55.0㎡) | 2.2万/㎡ (29.3年/50.0㎡) |
越生駅 | - | 10.3万/㎡ (31.3年/90.0㎡) | - |
小川町駅 | 7.3万/㎡ (35.0年/100㎡) | 9.6万/㎡ (32.2年/67.5㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東飯能駅 31.4 万/㎡(昨年同期比 +29.6 %)
東飯能駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +29.6%( +7.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 30.4年から -40.0 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 56.9 ㎡から +23.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.4 年 → 2024年 18.3 年、-40.0 %と大きく減少)
小川町駅 7.3 万/㎡(昨年同期比 -24.2 %)
小川町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -24.2%( -2.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 32.2年から +8.7 %増)。平均専有面積は 100.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +48.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 9.0 分 → 2024年 10.0 分、+11.1 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示