【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜3月期のJR東金線 (大網駅～成東駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +29.6％( +3.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 30.2年(昨年 30.0年から +0.7 ％増)。平均専有面積は 64.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -1.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東金駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東金駅で昨年に比べ +46.7 ％、単価は 11.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(東金駅)は +46.7 ％(単価 +3.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大網駅)は +17.0 ％(単価 +2.6 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 60.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大網駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +17.0％( +2.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東金駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +46.7％( +3.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| JR東金線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大網駅 | 18.1万/㎡ (28.0年/77.5㎡) | 15.5万/㎡ (31.5年/65.0㎡) | 21.4万/㎡ (15.0年/70.0㎡) |
| 東金駅 | 11.1万/㎡ (31.7年/55.0㎡) | 7.6万/㎡ (29.0年/65.0㎡) | - |
| 求名駅 | - | - | - |
| 成東駅 | - | - | 10.8万/㎡ (26.0年/60.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東金駅 11.1 万/㎡(昨年同期比 +46.7 ％)
東金駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +46.7％( +3.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.7年(昨年 29.0年から +9.2 ％増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -15.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 19.3 分 → 2023年 13.3 分、-31.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
大網駅 18.1 万/㎡(昨年同期比 +17.0 ％)
大網駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +17.0％( +2.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.0年(昨年 31.5年から -11.1 ％減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +19.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 31.5 年 → 2023年 28.0 年、-11.1 ％と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.0 分 → 2023年 14.0 分、+180.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示