【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期の鹿児島市電谷山線 (二中通駅～谷山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.0万円/坪(23.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -15.6％( -14.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 26 件(１年前(2023年)に比べて +4.0％( +1件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.1年(昨年 20.9年から +44.1 ％増)。平均土地面積は 92.8 坪 (昨年 55.8 坪から +66.2 ％増)。平均建物面積は 67.7 坪 (昨年 55.8 坪から +21.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。郡元駅、谷山駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは郡元駅で昨年に比べ -18.7 ％、坪単価は 66.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(谷山駅)は -14.2 ％(坪単価 -13.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(郡元駅)は -18.7 ％(坪単価 -15.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 20.9 年 → 2024年 30.1 年、+44.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.4 分 → 2024年 18.3 分、+36.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 26.1 ％ → 2024年 42.3 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 39.1 ％ → 2024年 19.2 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった谷山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.5万円/坪(25.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -14.2％( -13.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -30.8％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった郡元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.3万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -18.7％( -15.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて +10.0％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
| 鹿児島市電谷山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 二中通駅 | - | 103万/坪 (45.3年/28.7坪) | - |
| 荒田八幡駅 | 101万/坪 (48.8年/75.6坪) | - | - |
| 騎射場駅 | 67.6万/坪 (24.3年/34.8坪) | - | - |
| 鴨池駅 | - | - | - |
| 郡元駅 | 66.3万/坪 (37.5年/75.1坪) | 81.5万/坪 (23.0年/64.9坪) | 95.8万/坪 (8.8年/55.8坪) |
| 涙橋駅 | 84.1万/坪 (35.3年/39.3坪) | - | - |
| 南鹿児島駅前駅 | - | 150万/坪 (0.25年/36.3坪) | - |
| 二軒茶屋駅 | - | - | - |
| 宇宿一丁目駅 | - | - | - |
| 脇田駅 | - | - | - |
| 笹貫駅 | 106万/坪 (0.25年/28.7坪) | - | 101万/坪 (0.25年/44.4坪) |
| 上塩屋駅 | 97.6万/坪 (2.3年/54.5坪) | - | 15.6万/坪 (44.3年/28.7坪) |
| 谷山駅 | 82.5万/坪 (23.4年/142坪) | 96.1万/坪 (18.6年/52.5坪) | 72.9万/坪 (22.9年/56.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
谷山駅 82.5 万/坪(昨年同期比 -14.2 ％)
谷山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.5万円/坪(25.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -14.2％( -13.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -30.8％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 18.6年から +25.5 ％増)。平均土地面積は 142.0 坪 (昨年 52.5 坪から +170.6 ％増)。平均建物面積は 65.0 坪 (昨年 32.0 坪から +103.0 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 18.6 年 → 2024年 23.4 年、+25.5 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.0 分 → 2024年 25.1 分、+93.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 27.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
郡元駅 66.3 万/坪(昨年同期比 -18.7 ％)
郡元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.3万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -18.7％( -15.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて +10.0％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 37.5年(昨年 23.0年から +63.1 ％増)。平均土地面積は 75.1 坪 (昨年 64.9 坪から +15.7 ％増)。平均建物面積は 85.0 坪 (昨年 87.4 坪から -2.8 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 23.0 年 → 2024年 37.5 年、+63.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 63.6 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示