鹿児島市電唐湊線 沿線の中古一戸建て相場トレンド

2021年1月〜12月期の鹿児島市電唐湊線 (中洲通駅～郡元駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.9万円/坪(20.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -7.2％( -5.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 28 件(１年前(2020年)に比べて +33.3％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 22.8年(昨年 28.4年から -19.7 ％減)。平均土地面積は 63.2 坪 (昨年 53.9 坪から +17.2 ％増)。平均建物面積は 79.8 坪 (昨年 70.5 坪から +13.2 ％増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。郡元駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは郡元駅で昨年に比べ -3.8 ％、坪単価は 71.4 万円/坪となった。

上位 1 駅(郡元駅)は -3.8 ％(坪単価 -2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(郡元駅)は -3.8 ％(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

• 平均築年数が減少(2020年 28.4 年 → 2021年 22.8 年、-19.7 ％と減少)
• 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 ％ → 2021年 29.2 ％)
• 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 38.9 ％ → 2021年 25.0 ％)

価格下落要因

• 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 14.5 分 → 2021年 17.5 分、+20.5 ％と大きく増加)
• 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.8 ％ → 2021年 37.5 ％)
• 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 19.0 ％ → 2021年 3.6 ％)