【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期のJR土讃線 (多度津駅~讃岐財田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.7万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -0.2%( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -68.8%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.1年(昨年 38.9年から -27.7 %減)。平均土地面積は 139.8 坪 (昨年 108.0 坪から +29.5 %増)。平均建物面積は 37.4 坪 (昨年 46.0 坪から -18.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。金蔵寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは金蔵寺駅で昨年に比べ +57.0 %、坪単価は 33.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(金蔵寺駅)は +57.0 %(坪単価 +12.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(善通寺駅)は -66.2 %(坪単価 -19.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 38.9 年 → 2021年 28.1 年、-27.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 28.5 分 → 2021年 21.6 分、-24.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 35.7 % → 2021年 66.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金蔵寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.5万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +57.0%( +12.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -66.2%( -19.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR土讃線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
多度津駅 | - | 18.2万/坪 (33.4年/79.7坪) | 14.9万/坪 (52.8年/59.7坪) |
金蔵寺駅 | 33.5万/坪 (24.3年/58.2坪) | 21.3万/坪 (39.9年/115坪) | 62.8万/坪 (25.8年/153坪) |
善通寺駅 | 9.9万/坪 (35.8年/265坪) | 29.4万/坪 (44.3年/102坪) | 33.7万/坪 (15.8年/111坪) |
琴平駅 | - | - | - |
塩入駅 | - | 4.9万/坪 (26.8年/157坪) | - |
黒川駅 | - | - | - |
讃岐財田駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
金蔵寺駅 33.5 万/坪(昨年同期比 +57.0 %)
金蔵寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.5万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +57.0%( +12.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 39.9年から -39.2 %減)。平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 115.3 坪から -49.5 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 45.2 坪から -26.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 39.9 年 → 2021年 24.3 年、-39.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 50.0 %)
善通寺駅 9.9 万/坪(昨年同期比 -66.2 %)
善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -66.2%( -19.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 44.3年から -19.2 %減)。平均土地面積は 264.7 坪 (昨年 102.1 坪から +159.3 %増)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 35.5 坪から +17.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 44.3 年 → 2021年 35.8 年、-19.2 %と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 21.0 分 → 2021年 28.0 分、+33.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示