【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR土讃線 (多度津駅～讃岐財田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +20.8％( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて +33.3％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 35.1年から -42.3 ％減)。平均土地面積は 108.4 坪 (昨年 88.7 坪から +22.2 ％増)。平均建物面積は 65.2 坪 (昨年 63.9 坪から +2.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。善通寺駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは善通寺駅で昨年に比べ +56.4 ％、坪単価は 37.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(善通寺駅)は +56.4 ％(坪単価 +13.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多度津駅)は -24.1 ％(坪単価 -11.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 35.1 年 → 2021年 20.3 年、-42.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 21.8 分 → 2021年 18.0 分、-17.3 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 ％ → 2021年 27.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 ％ → 2021年 36.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +56.4％( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.5万円/坪(11.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -24.1％( -11.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR土讃線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 多度津駅 | 36.5万/坪 (20.5年/169坪) | 48.1万/坪 (32.4年/109坪) | - |
| 金蔵寺駅 | 44.1万/坪 (13.7年/50.9坪) | - | 34.2万/坪 (27.2年/121坪) |
| 善通寺駅 | 37.8万/坪 (25.0年/76.0坪) | 24.2万/坪 (36.8年/78.7坪) | 75.6万/坪 (1.0年/121坪) |
| 琴平駅 | - | - | - |
| 塩入駅 | - | - | - |
| 黒川駅 | - | - | - |
| 讃岐財田駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
善通寺駅 37.8 万/坪(昨年同期比 +56.4 ％)
善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +56.4％( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 36.8年から -32.1 ％減)。平均土地面積は 76.0 坪 (昨年 78.7 坪から -3.4 ％減)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 58.5 坪から +3.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 36.8 年 → 2021年 25.0 年、-32.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 21.2 分 → 2021年 14.2 分、-32.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 ％ → 2021年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 ％ → 2021年 50.0 ％)
多度津駅 36.5 万/坪(昨年同期比 -24.1 ％)
多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.5万円/坪(11.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -24.1％( -11.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.5年(昨年 32.4年から -36.6 ％減)。平均土地面積は 168.8 坪 (昨年 108.9 坪から +55.0 ％増)。平均建物面積は 87.1 坪 (昨年 74.6 坪から +16.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 32.4 年 → 2021年 20.5 年、-36.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 23.0 分 → 2021年 18.0 分、-21.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 ％ → 2021年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示