
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期のJR土讃線 (多度津駅~讃岐財田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -40.0%( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2018年)に比べて +157.1%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.2年(昨年 24.9年から +13.6 %増)。平均土地面積は 116.2 坪 (昨年 129.9 坪から -10.5 %減)。平均建物面積は 72.7 坪 (昨年 43.4 坪から +67.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(多度津駅)は +244.7 %(坪単価 +44.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(塩入駅)は -85.3 %(坪単価 -30.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 20.9 分 → 2019年 18.2 分、-12.9 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 42.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 24.9 年 → 2019年 28.2 年、+13.6 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 7.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.3万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +244.7%( +44.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった塩入駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -85.3%( -30.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR土讃線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
多度津駅 | 62.3万/坪 (15.8年/77.5坪) | 18.1万/坪 (49.5年/80.2坪) | 6.6万/坪 (29.5年/46.9坪) |
金蔵寺駅 | 32.3万/坪 (27.8年/106坪) | 75.0万/坪 (15.2年/60.0坪) | 20.7万/坪 (37.5年/139坪) |
善通寺駅 | 32.9万/坪 (31.5年/97.4坪) | 43.4万/坪 (45.5年/424坪) | 15.5万/坪 (24.2年/65.0坪) |
琴平駅 | 9.7万/坪 (39.5年/127坪) | - | - |
塩入駅 | 5.2万/坪 (0年/363坪) | 35.4万/坪 (8.5年/145坪) | - |
黒川駅 | - | - | - |
讃岐財田駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
多度津駅 62.3 万/坪(昨年同期比 +244.7 %)
多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.3万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +244.7%( +44.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.8年(昨年 49.5年から -68.0 %減)。平均土地面積は 77.5 坪 (昨年 80.2 坪から -3.3 %減)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 22.7 坪から +166.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 49.5 年 → 2019年 15.8 年、-68.0 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.0 分 → 2019年 16.5 分、+37.5 %と大きく増加)
塩入駅 5.2 万/坪(昨年同期比 -85.3 %)
塩入駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -85.3%( -30.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 145.2 坪から +150.0 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 42.4 坪から -32.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.0 分 → 2019年 30.0 分、+30.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示