【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の高松琴平電鉄志度線 (瓦町駅~琴電志度駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.0万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +70.9%( +23.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2020年)に比べて +30.8%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.1年(昨年 31.4年から -3.9 %減)。平均土地面積は 73.0 坪 (昨年 124.8 坪から -41.6 %減)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 95.4 坪から -57.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。八栗駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは瓦町駅で昨年に比べ +313.4 %、坪単価は 147 万円/坪となった。
上位 1 駅(瓦町駅)は +313.4 %(坪単価 +111.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八栗新道駅)は -4.3 %(坪単価 -2.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 31.2 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 6.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 56.2 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 23.1 % → 2021年 11.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 147万円/坪(44.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +313.4%( +111.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった潟元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.0万円/坪(10.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +6.7%( +2.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
高松琴平電鉄志度線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
瓦町駅 | 147万/坪 (40.8年/49.4坪) | 35.7万/坪 (51.3年/65.8坪) | 56.5万/坪 (35.1年/31.8坪) |
今橋駅 | - | - | - |
松島二丁目駅 | 10.3万/坪 (57.8年/24.2坪) | - | 9.5万/坪 (55.3年/31.8坪) |
沖松島駅 | 30.3万/坪 (25.8年/40.1坪) | - | 75.9万/坪 (6.8年/55.2坪) |
春日川駅 | - | 36.1万/坪 (35.8年/575坪) | - |
潟元駅 | 35.0万/坪 (25.8年/63.8坪) | 32.8万/坪 (32.8年/53.7坪) | 54.4万/坪 (41.8年/37.8坪) |
琴電屋島駅 | - | - | 13.2万/坪 (55.8年/163坪) |
古高松駅 | - | - | - |
八栗駅 | 40.9万/坪 (24.8年/158坪) | 28.6万/坪 (21.8年/150坪) | 24.5万/坪 (23.8年/81.7坪) |
六万寺駅 | - | 18.7万/坪 (0年/136坪) | 97.0万/坪 (5.8年/148坪) |
大町駅 | 42.1万/坪 (45.8年/66.6坪) | - | - |
八栗新道駅 | 54.6万/坪 (0.8年/63.5坪) | 57.1万/坪 (0.8年/54.5坪) | - |
塩屋駅 | - | - | - |
房前駅 | - | - | - |
原駅 | - | - | - |
琴電志度駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
瓦町駅 147.5 万/坪(昨年同期比 +313.4 %)
瓦町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 147万円/坪(44.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +313.4%( +111.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.8年(昨年 51.3年から -20.5 %減)。平均土地面積は 49.4 坪 (昨年 65.8 坪から -24.9 %減)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 231.4 坪から -80.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 51.3 年 → 2021年 40.8 年、-20.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 6.0 分 → 2021年 6.7 分、+11.1 %と増加)
八栗新道駅 54.6 万/坪(昨年同期比 -4.3 %)
八栗新道駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.6万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -4.3%( -2.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.8年(昨年 0.8年から +0.0 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 54.5 坪から +16.7 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 33.3 坪から +4.5 %増)。
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示