【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の大井川鉄道本線 (金谷駅~千頭駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +24.8%( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +12.5%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 39.8年(昨年 17.6年から +126.5 %増)。平均土地面積は 95.3 坪 (昨年 108.7 坪から -12.3 %減)。平均建物面積は 44.8 坪 (昨年 30.3 坪から +48.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。代官町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは代官町駅で昨年に比べ +100.0 %、坪単価は 96.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(代官町駅)は +100.0 %(坪単価 +48.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金谷駅)は -41.7 %(坪単価 -12.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 68.2 分 → 2021年 36.3 分、-46.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 % → 2021年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 17.6 年 → 2021年 39.8 年、+126.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 11.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった代官町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.2万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +100.0%( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.8万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -41.7%( -12.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
大井川鉄道本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
金谷駅 | 17.8万/坪 (41.8年/96.0坪) | 30.6万/坪 (18.8年/113坪) | |
新金谷駅 | 35.3万/坪 (71.8年/49.9坪) | - | - |
代官町駅 | 96.2万/坪 (1.8年/60.5坪) | 48.1万/坪 (9.8年/66.6坪) | - |
日切駅 | - | - | - |
合格駅 | - | - | - |
福用駅 | - | - | - |
家山駅 | - | - | - |
抜里駅 | - | - | - |
川根温泉笹間渡駅 | - | - | - |
地名駅 | - | 6.6万/坪 (21.8年/124坪) | - |
塩郷駅 | - | - | - |
下泉駅 | - | - | - |
田野口駅 | - | - | - |
駿河徳山駅 | - | - | 11.5万/坪 (0年/56.0坪) |
青部駅 | - | - | - |
崎平駅 | - | - | - |
千頭駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
代官町駅 96.2 万/坪(昨年同期比 +100.0 %)
代官町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.2万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +100.0%( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 1.8年(昨年 9.8年から -82.0 %減)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 66.6 坪から -9.1 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 33.3 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 9.8 年 → 2021年 1.8 年、-82.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 6.0 分、+50.0 %と大きく増加)
金谷駅 17.8 万/坪(昨年同期比 -41.7 %)
金谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.8万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -41.7%( -12.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.8年(昨年 18.8年から +122.6 %増)。平均土地面積は 96.0 坪 (昨年 113.2 坪から -15.1 %減)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 28.1 坪から +115.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 87.7 分 → 2021年 70.2 分、-19.9 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.8 年 → 2021年 41.8 年、+122.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示