【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜12月期の大井川鉄道本線 (金谷駅～千頭駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.2万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -59.8％( -34.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +18件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.9年(昨年 23.8年から +29.8 ％増)。平均土地面積は 98.9 坪 (昨年 72.4 坪から +36.6 ％増)。平均建物面積は 44.1 坪 (昨年 57.1 坪から -22.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(代官町駅)は -54.1 ％(坪単価 -38.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(合格駅)は -80.7 ％(坪単価 -85.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 62.7 分 → 2020年 47.6 分、-24.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 23.8 年 → 2020年 30.9 年、+29.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 ％ → 2020年 33.3 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 ％ → 2020年 38.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった代官町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.3万円/坪(9.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -54.1％( -38.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった駿河徳山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -70.1％( -8.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 大井川鉄道本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 金谷駅 | 21.5万/坪 (26.4年/85.8坪) | 55.1万/坪 (32.0年/86.8坪) | 18.8万/坪 (23.7年/175坪) |
| 新金谷駅 | 45.6万/坪 (25.0年/59.0坪) | - | 27.2万/坪 (29.8年/113坪) |
| 代官町駅 | 32.3万/坪 (31.7年/63.5坪) | 70.2万/坪 (14.0年/28.7坪) | 81.9万/坪 (0.5年/54.5坪) |
| 日切駅 | 33.1万/坪 (26.5年/52.9坪) | - | - |
| 合格駅 | 20.3万/坪 (19.3年/575坪) | 105万/坪 (1.0年/60.5坪) | - |
| 福用駅 | - | - | - |
| 家山駅 | 6.3万/坪 (57.5年/130坪) | - | 5.8万/坪 (22.8年/109坪) |
| 抜里駅 | - | - | - |
| 川根温泉笹間渡駅 | - | - | 1.2万/坪 (49.0年/43.9坪) |
| 地名駅 | 14.3万/坪 (21.0年/92.3坪) | - | - |
| 塩郷駅 | - | - | 5.2万/坪 (38.3年/112坪) |
| 下泉駅 | - | - | - |
| 田野口駅 | - | - | |
| 駿河徳山駅 | 3.4万/坪 (65.0年/69.6坪) | 11.5万/坪 (0年/56.0坪) | - |
| 青部駅 | - | - | - |
| 崎平駅 | - | - | - |
| 千頭駅 | 9.1万/坪 (26.0年/49.9坪) | - | 1.7万/坪 (37.0年/484坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
代官町駅 32.3 万/坪(昨年同期比 -54.1 ％)
代官町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.3万円/坪(9.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -54.1％( -38.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.7年(昨年 14.0年から +126.2 ％増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 28.7 坪から +121.1 ％増)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 24.2 坪から +35.4 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 14.0 年 → 2020年 31.7 年、+126.2 ％と大きく増加)
合格駅 20.3 万/坪(昨年同期比 -80.7 ％)
合格駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -80.7％( -85.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 19.3年(昨年 1.0年から +1826.6 ％増)。平均土地面積は 574.8 坪 (昨年 60.5 坪から +850.0 ％増)。平均建物面積は 172.4 坪 (昨年 40.8 坪から +322.2 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 1.0 年 → 2020年 19.3 年、+1826.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.0 分 → 2020年 12.0 分、+300.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示