【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期のJR津軽線 (青森駅～三厩駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.9万円/坪(10.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -26.8％( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 56 件(１年前(2021年)に比べて +64.7％( +22件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.1年(昨年 28.8年から +11.4 ％増)。平均土地面積は 78.0 坪 (昨年 83.8 坪から -6.9 ％減)。平均建物面積は 56.1 坪 (昨年 47.7 坪から +17.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(青森駅)は -27.1 ％(坪単価 -13.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(油川駅)は -49.5 ％(坪単価 -26.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 38.2 ％ → 2022年 37.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 28.8 年 → 2022年 32.1 年、+11.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 26.5 ％ → 2022年 40.7 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 14.7 ％ → 2022年 11.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった青森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.7万円/坪(11.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -27.1％( -13.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 48 件(１年前(2021年)に比べて +54.8％( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった油川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.2万円/坪(8.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -49.5％( -26.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +600.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR津軽線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 青森駅 | 36.7万/坪 (30.9年/76.5坪) | 50.3万/坪 (27.8年/83.1坪) | 42.1万/坪 (26.0年/83.1坪) |
| 油川駅 | 27.2万/坪 (39.7年/85.6坪) | 53.9万/坪 (41.5年/151坪) | 9.1万/坪 (36.0年/142坪) |
| 津軽宮田駅 | - | - | - |
| 奥内駅 | - | - | - |
| 左堰駅 | - | - | 5.4万/坪 (40.5年/393坪) |
| 後潟駅 | - | 1.7万/坪 (43.5年/56.0坪) | - |
| 中沢駅 | - | - | - |
| 蓬田駅 | - | - | - |
| 郷沢駅 | - | - | - |
| 蟹田駅 | - | 5.4万/坪 (31.5年/66.6坪) | - |
| 中小国駅 | - | - | - |
| 大平駅 | - | - | - |
| 津軽二股駅 | - | - | - |
| 大川平駅 | - | - | - |
| 今別駅 | - | - | - |
| 津軽浜名駅 | 3.8万/坪 (41.5年/90.8坪) | - | - |
| 三厩駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
青森駅 36.7 万/坪(昨年同期比 -27.1 ％)
青森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.7万円/坪(11.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -27.1％( -13.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 48 件(１年前(2021年)に比べて +54.8％( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.9年(昨年 27.8年から +11.1 ％増)。平均土地面積は 76.5 坪 (昨年 83.1 坪から -7.9 ％減)。平均建物面積は 59.1 坪 (昨年 48.7 坪から +21.2 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 35.5 ％ → 2022年 31.9 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 27.8 年 → 2022年 30.9 年、+11.1 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.8 ％ → 2022年 44.7 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 16.1 ％ → 2022年 10.6 ％)
油川駅 27.2 万/坪(昨年同期比 -49.5 ％)
油川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.2万円/坪(8.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -49.5％( -26.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +600.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 39.7年(昨年 41.5年から -4.4 ％減)。平均土地面積は 85.6 坪 (昨年 151.3 坪から -43.4 ％減)。平均建物面積は 38.2 坪 (昨年 40.8 坪から -6.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 15.4 分、-48.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示