【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期のJR大湊線 (野辺地駅~大湊駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +191.9%( +15.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2021年)に比べて -5.3%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 40.1年から -26.7 %減)。平均土地面積は 85.3 坪 (昨年 137.9 坪から -38.1 %減)。平均建物面積は 38.7 坪 (昨年 54.7 坪から -29.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(赤川駅)は +5472.0 %(坪単価 +60.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(野辺地駅)は -75.7 %(坪単価 -3.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 40.1 年 → 2022年 29.4 年、-26.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 75.8 分 → 2022年 38.3 分、-49.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 52.6 % → 2022年 38.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.4万円/坪(18.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +5472.0%( +60.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった野辺地駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -75.7%( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR大湊線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
野辺地駅 | 1.0万/坪 (34.3年/109坪) | 4.1万/坪 (42.8年/306坪) | 14.2万/坪 (53.3年/130坪) |
北野辺地駅 | 4.1万/坪 (50.3年/87.7坪) | 6.3万/坪 (36.3年/172坪) | 2.6万/坪 (0年/96.8坪) |
有戸駅 | - | - | 6.4万/坪 (51.3年/185坪) |
吹越駅 | - | - | - |
陸奥横浜駅 | - | - | - |
有畑駅 | - | - | - |
近川駅 | - | - | - |
金谷沢駅 | - | - | - |
赤川駅 | 61.4万/坪 (3.3年/99.8坪) | 1.1万/坪 (54.3年/51.4坪) | - |
下北駅 | 30.1万/坪 (28.4年/72.5坪) | 10.5万/坪 (39.8年/130坪) | 25.3万/坪 (25.1年/98.6坪) |
大湊駅 | 2.7万/坪 (33.6年/123坪) | 6.6万/坪 (36.8年/88.1坪) | 29.5万/坪 (27.3年/99.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤川駅 61.4 万/坪(昨年同期比 +5472.0 %)
赤川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.4万円/坪(18.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +5472.0%( +60.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 3.3年(昨年 54.3年から -94.0 %減)。平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 51.4 坪から +94.1 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 27.2 坪から +55.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 54.3 年 → 2022年 3.3 年、-94.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.0 分 → 2022年 20.0 分、+81.8 %と大きく増加)
野辺地駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -75.7 %)
野辺地駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -75.7%( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.3年(昨年 42.8年から -19.9 %減)。平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 305.5 坪から -64.4 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 46.1 坪から -8.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 42.8 年 → 2022年 34.3 年、-19.9 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 120.0 分 → 2022年 24.0 分、-80.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示