【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜12月期の津軽鉄道 (十川駅～津軽中里駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +158.2％( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(１年前(2018年)に比べて +50.0％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 36.2年から -19.1 ％減)。平均土地面積は 179.2 坪 (昨年 207.0 坪から -13.4 ％減)。平均建物面積は 54.0 坪 (昨年 63.2 坪から -14.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。津軽中里駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは津軽中里駅で昨年に比べ +20.3 ％、坪単価は 6.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(津軽中里駅)は +20.3 ％(坪単価 +1.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(川倉駅)は -30.2 ％(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 36.2 年 → 2019年 29.3 年、-19.1 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 43.9 分 → 2019年 26.9 分、-38.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 22.2 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 42.9 ％ → 2019年 61.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +13.1％( +0.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -30.2％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 津軽鉄道 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 十川駅 | 3.5万/坪 (44.4年/241坪) | - | 6.6万/坪 (44.2年/346坪) |
| 五農校前駅 | 66.1万/坪 (0.3年/77.6坪) | - | - |
| 津軽飯詰駅 | - | - | - |
| 毘沙門駅 | 5.8万/坪 (34.3年/127坪) | - | - |
| 嘉瀬駅 | 2.6万/坪 (32.9年/196坪) | 2.7万/坪 (43.2年/331坪) | 16.5万/坪 (34.3年/115坪) |
| 金木駅 | 6.9万/坪 (32.8年/178坪) | 6.1万/坪 (33.5年/196坪) | 4.3万/坪 (42.4年/124坪) |
| 芦野公園駅 | - | - | |
| 川倉駅 | 2.2万/坪 (36.0年/301坪) | 3.1万/坪 (43.8年/230坪) | - |
| 大沢内駅 | 2.2万/坪 (35.5年/57.5坪) | - | - |
| 深郷田駅 | - | - | 0.6万/坪 (16.8年/200坪) |
| 津軽中里駅 | 6.7万/坪 (29.3年/203坪) | 5.6万/坪 (34.9年/173坪) | 8.2万/坪 (29.4年/147坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
津軽中里駅 6.7 万/坪(昨年同期比 +20.3 ％)
津軽中里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +20.3％( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 34.9年から -16.2 ％減)。平均土地面積は 203.2 坪 (昨年 172.7 坪から +17.7 ％増)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 52.3 坪から -16.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 34.9 年 → 2019年 29.3 年、-16.2 ％と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 83.3 ％ → 2019年 100.0 ％)
川倉駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -30.2 ％)
川倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -30.2％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.0年(昨年 43.8年から -17.7 ％減)。平均土地面積は 301.0 坪 (昨年 229.9 坪から +30.9 ％増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 151.3 坪から -68.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 43.8 年 → 2019年 36.0 年、-17.7 ％と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 30.0 分 → 2019年 36.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示