【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年4月〜6月期のJR中央本線支線 (岡谷駅~塩尻駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.5万円/坪(14.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +35.4%( +12.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.9年(昨年 31.4年から +14.3 %増)。平均土地面積は 91.5 坪 (昨年 115.3 坪から -20.7 %減)。平均建物面積は 38.1 坪 (昨年 63.7 坪から -40.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。塩尻駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは辰野駅で昨年に比べ +218.7 %、坪単価は 27.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(辰野駅)は +218.7 %(坪単価 +19.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(塩尻駅)は +17.3 %(坪単価 +9.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 27.4 分 → 2020年 23.7 分、-13.5 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 31.4 年 → 2020年 35.9 年、+14.3 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 80.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった塩尻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.1万円/坪(19.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +17.3%( +9.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった辰野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +218.7%( +19.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR中央本線支線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岡谷駅 | - | 69.1万/坪 (23.3年/116坪) | 28.9万/坪 (33.6年/79.2坪) |
川岸駅 | - | 5.6万/坪 (47.3年/59.0坪) | - |
辰野駅 | 27.7万/坪 (49.3年/63.5坪) | 8.7万/坪 (43.3年/155坪) | - |
信濃川島駅 | - | - | 4.0万/坪 (0年/72.6坪) |
小野駅 | 14.7万/坪 (34.3年/236坪) | - | - |
塩尻駅 | 65.1万/坪 (31.9年/70.1坪) | 55.5万/坪 (13.8年/83.2坪) | 71.6万/坪 (13.9年/84.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
辰野駅 27.7 万/坪(昨年同期比 +218.7 %)
辰野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +218.7%( +19.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.3年(昨年 43.3年から +13.9 %増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 155.3 坪から -59.1 %減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 100.3 坪から -53.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 43.3 年 → 2020年 49.3 年、+13.9 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.3 分 → 2020年 19.0 分、+23.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 100.0 %)
塩尻駅 65.1 万/坪(昨年同期比 +17.3 %)
塩尻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.1万円/坪(19.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +17.3%( +9.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.9年(昨年 13.8年から +132.1 %増)。平均土地面積は 70.1 坪 (昨年 83.2 坪から -15.8 %減)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 36.3 坪から -11.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 48.0 分 → 2020年 22.3 分、-53.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 13.8 年 → 2020年 31.9 年、+132.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示