【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の上田電鉄別所線 (上田駅～別所温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +51.3％( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(１年前(2021年)に比べて +71.4％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 30.0年から +3.3 ％増)。平均土地面積は 114.6 坪 (昨年 92.8 坪から +23.5 ％増)。平均建物面積は 62.1 坪 (昨年 42.7 坪から +45.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。上田駅、舞田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは城下駅で昨年に比べ +1655.0 ％、坪単価は 206 万円/坪となった。
上位 1 駅(城下駅)は +1655.0 ％(坪単価 +194.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(三好町駅)は -85.4 ％(坪単価 -38.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 48.1 分 → 2022年 37.4 分、-22.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 40.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 31.2 ％ → 2022年 40.6 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 18.8 ％ → 2022年 15.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった城下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 206万円/坪(62.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +1655.0％( +194.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三好町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -85.4％( -38.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 上田電鉄別所線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上田駅 | 42.3万/坪 (33.0年/125坪) | 26.0万/坪 (30.7年/81.5坪) | 38.1万/坪 (32.0年/97.6坪) |
| 城下駅 | 206万/坪 (0年/63.5坪) | 11.7万/坪 (43.0年/69.6坪) | - |
| 三好町駅 | 6.6万/坪 (49.0年/58.2坪) | 45.0万/坪 (30.0年/54.5坪) | 21.3万/坪 (41.5年/78.7坪) |
| 赤坂上駅 | 10.0万/坪 (46.5年/174坪) | - | 40.7万/坪 (34.5年/83.9坪) |
| 上田原駅 | 19.1万/坪 (33.0年/66.6坪) | 31.4万/坪 (30.5年/115坪) | 47.2万/坪 (13.8年/136坪) |
| 寺下駅 | - | - | |
| 神畑駅 | 29.9万/坪 (38.0年/87.7坪) | - | - |
| 大学前駅 | 77.9万/坪 (16.0年/60.5坪) | - | 45.2万/坪 (36.0年/63.5坪) |
| 下之郷駅 | - | 11.7万/坪 (46.0年/260坪) | 28.3万/坪 (18.0年/145坪) |
| 中塩田駅 | - | - | - |
| 塩田町駅 | 56.2万/坪 (28.0年/75.6坪) | - | 137万/坪 (0年/66.6坪) |
| 中野駅 | 6.9万/坪 (26.0年/299坪) | - | - |
| 舞田駅 | 95.0万/坪 (1.0年/37.8坪) | 61.3万/坪 (10.0年/46.9坪) | 13.8万/坪 (43.0年/115坪) |
| 八木沢駅 | - | - | - |
| 別所温泉駅 | - | 5.1万/坪 (36.0年/136坪) | 7.1万/坪 (50.0年/56.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
城下駅 205.7 万/坪(昨年同期比 +1655.0 ％)
城下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 206万円/坪(62.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +1655.0％( +194.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.0年(昨年 43.0年から -100.0 ％減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 69.6 坪から -8.7 ％減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 33.3 坪から -18.2 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 43.0 年 → 2022年 0.0 年、-100.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.0 分 → 2022年 6.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
三好町駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -85.4 ％)
三好町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -85.4％( -38.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 49.0年(昨年 30.0年から +63.3 ％増)。平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 54.5 坪から +6.9 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 37.8 坪から -12.0 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 30.0 年 → 2022年 49.0 年、+63.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 8.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示