【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年4月〜6月期の上田電鉄別所線 (上田駅～別所温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.9万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -18.0％( -8.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2018年)に比べて -3.8％( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 19.8年から +26.6 ％増)。平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 106.1 坪から +28.3 ％増)。平均建物面積は 53.5 坪 (昨年 47.5 坪から +12.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。上田原駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは上田原駅で昨年に比べ +13.4 ％、坪単価は 40.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(上田原駅)は +13.4 ％(坪単価 +4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上田駅)は -30.8 ％(坪単価 -18.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 45.0 ％ → 2019年 29.2 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.8 ％ → 2019年 4.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.8 年 → 2019年 25.0 年、+26.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 29.7 分 → 2019年 38.9 分、+31.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.0 ％ → 2019年 33.3 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 35.0 ％ → 2019年 12.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤坂上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.3万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -13.0％( -7.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.8万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +13.4％( +4.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 上田電鉄別所線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上田駅 | 41.7万/坪 (27.1年/138坪) | 60.2万/坪 (17.5年/102坪) | 36.6万/坪 (26.5年/92.0坪) |
| 城下駅 | 19.0万/坪 (43.3年/63.5坪) | - | - |
| 三好町駅 | - | - | - |
| 赤坂上駅 | 48.3万/坪 (21.8年/154坪) | 55.5万/坪 (12.3年/73.5坪) | 36.5万/坪 (34.9年/67.6坪) |
| 上田原駅 | 40.8万/坪 (21.8年/142坪) | 36.0万/坪 (0年/94.5坪) | 26.5万/坪 (34.9年/80.7坪) |
| 寺下駅 | 19.1万/坪 (19.3年/141坪) | - | 54.4万/坪 (31.3年/292坪) |
| 神畑駅 | - | - | - |
| 大学前駅 | 26.4万/坪 (18.3年/51.4坪) | - | - |
| 下之郷駅 | - | 4.8万/坪 (37.3年/152坪) | - |
| 中塩田駅 | - | - | - |
| 塩田町駅 | - | - | 49.0万/坪 (12.8年/88.7坪) |
| 中野駅 | - | 19.8万/坪 (29.3年/96.8坪) | - |
| 舞田駅 | - | - | - |
| 八木沢駅 | - | - | - |
| 別所温泉駅 | 27.4万/坪 (7.3年/209坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上田原駅 40.8 万/坪(昨年同期比 +13.4 ％)
上田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.8万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +13.4％( +4.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 94.5 坪から +50.4 ％増)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 45.4 坪から +33.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 21.5 分、-28.3 ％と大きく減少)
上田駅 41.7 万/坪(昨年同期比 -30.8 ％)
上田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.7万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -30.8％( -18.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2018年)に比べて +23.1％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.1年(昨年 17.5年から +54.4 ％増)。平均土地面積は 138.1 坪 (昨年 102.0 坪から +35.3 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 50.0 坪から -33.5 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 17.5 年 → 2019年 27.1 年、+54.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 40.3 分 → 2019年 50.6 分、+25.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 ％ → 2019年 33.3 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.4 ％ → 2019年 6.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示