【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜3月期の上田電鉄別所線 (上田駅～別所温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -11.9％( -6.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2018年)に比べて +13.6％( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 30.6年(昨年 18.6年から +64.5 ％増)。平均土地面積は 76.2 坪 (昨年 120.9 坪から -37.0 ％減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 54.4 坪から -33.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。上田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤坂上駅で昨年に比べ +119.0 ％、坪単価は 117 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤坂上駅)は +119.0 ％(坪単価 +63.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(三好町駅)は -92.0 ％(坪単価 -108.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 ％ → 2019年 28.6 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 ％ → 2019年 12.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 18.6 年 → 2019年 30.6 年、+64.5 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 25.1 分 → 2019年 30.5 分、+21.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 ％ → 2019年 42.9 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 38.9 ％ → 2019年 14.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤坂上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +119.0％( +63.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三好町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -92.0％( -108.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 上田電鉄別所線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上田駅 | 55.6万/坪 (25.3年/72.2坪) | 45.2万/坪 (26.7年/97.4坪) | 62.1万/坪 (14.5年/73.8坪) |
| 城下駅 | 24.1万/坪 (56.0年/75.6坪) | - | - |
| 三好町駅 | 9.4万/坪 (37.0年/67.3坪) | 117万/坪 (0年/80.2坪) | - |
| 赤坂上駅 | 117万/坪 (0年/66.6坪) | 53.5万/坪 (10.0年/51.4坪) | 50.9万/坪 (18.7年/166坪) |
| 上田原駅 | 17.5万/坪 (39.8年/93.8坪) | 17.6万/坪 (23.0年/273坪) | 23.3万/坪 (38.0年/69.6坪) |
| 寺下駅 | - | - | 8.9万/坪 (39.0年/87.7坪) |
| 神畑駅 | - | - | - |
| 大学前駅 | - | - | - |
| 下之郷駅 | - | - | 28.9万/坪 (18.0年/389坪) |
| 中塩田駅 | - | 72.6万/坪 (0.5年/68.6坪) | - |
| 塩田町駅 | - | - | 66.1万/坪 (1.0年/75.6坪) |
| 中野駅 | - | 78.7万/坪 (6.0年/109坪) | 7.4万/坪 (15.0年/130坪) |
| 舞田駅 | - | - | - |
| 八木沢駅 | - | 23.5万/坪 (32.0年/242坪) | - |
| 別所温泉駅 | - | - | 20.0万/坪 (36.7年/147坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤坂上駅 117.2 万/坪(昨年同期比 +119.0 ％)
赤坂上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +119.0％( +63.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 51.4 坪から +29.4 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 31.8 坪から +4.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 19.0 分 → 2019年 9.0 分、-52.6 ％と大きく減少)
三好町駅 9.4 万/坪(昨年同期比 -92.0 ％)
三好町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -92.0％( -108.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 67.3 坪 (昨年 80.2 坪から -16.0 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 32.5 坪から -2.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.0 分 → 2019年 15.0 分、+400.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示