【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年10月〜12月期の上毛電鉄上毛線 (中央前橋駅~西桐生駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.4万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -42.4%( -29.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 33 件(1年前(2019年)に比べて +266.7%( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.6年(昨年 10.0年から +136.2 %増)。平均土地面積は 123.9 坪 (昨年 94.4 坪から +31.2 %増)。平均建物面積は 41.0 坪 (昨年 28.7 坪から +42.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。江木駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは新里駅で昨年に比べ -63.7 %、坪単価は 16.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(東新川駅)は +1728.4 %(坪単価 +10.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新里駅)は -63.7 %(坪単価 -29.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 36.1 分 → 2020年 25.2 分、-30.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 10.0 年 → 2020年 23.6 年、+136.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 32.3 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 25.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった江木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 100万円/坪(30.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -12.6%( -14.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東新川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +1728.4%( +10.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
上毛電鉄上毛線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中央前橋駅 | - | - | 8.8万/坪 (55.8年/33.3坪) |
城東駅 | - | - | 23.1万/坪 (16.8年/43.9坪) |
三俣駅 | 41.8万/坪 (14.8年/135坪) | - | 77.1万/坪 (7.8年/93.8坪) |
片貝駅 | - | - | - |
上泉駅 | - | - | 75.6万/坪 (-0.25年/66.6坪) |
赤坂駅 | 44.7万/坪 (16.8年/129坪) | - | 32.1万/坪 (22.8年/78.7坪) |
心臓血管センター駅 | - | - | - |
江木駅 | 100万/坪 (0.6年/75.0坪) | 115万/坪 (0.5年/63.9坪) | 14.2万/坪 (43.8年/60.5坪) |
大胡駅 | 38.5万/坪 (19.8年/96.8坪) | - | 46.2万/坪 (8.8年/101坪) |
樋越駅 | 50.1万/坪 (5.8年/99.8坪) | 17.9万/坪 (17.8年/130坪) | - |
北原駅 | 2.9万/坪 (38.8年/278坪) | - | 57.1万/坪 (0年/78.7坪) |
新屋駅 | 9.8万/坪 (52.8年/93.8坪) | - | - |
粕川駅 | - | - | - |
膳駅 | - | - | - |
新里駅 | 16.7万/坪 (39.6年/252坪) | 45.9万/坪 (7.8年/143坪) | 48.1万/坪 (6.8年/178坪) |
新川駅 | 30.7万/坪 (23.8年/80.2坪) | - | - |
東新川駅 | 11.3万/坪 (33.8年/50.7坪) | 0.6万/坪 (46.8年/34.8坪) | - |
赤城駅 | 21.4万/坪 (39.6年/100坪) | - | 21.1万/坪 (36.1年/122坪) |
桐生球場前駅 | - | - | - |
天王宿駅 | - | - | - |
富士山下駅 | - | - | - |
丸山下駅 | - | - | 28.3万/坪 (30.8年/151坪) |
西桐生駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東新川駅 11.3 万/坪(昨年同期比 +1728.4 %)
東新川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +1728.4%( +10.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.8年(昨年 46.8年から -27.8 %減)。平均土地面積は 50.7 坪 (昨年 34.8 坪から +45.7 %増)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 24.2 坪から +53.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 46.8 年 → 2020年 33.8 年、-27.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2019年 13.0 分 → 2020年 10.5 分、-19.2 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)
新里駅 16.7 万/坪(昨年同期比 -63.7 %)
新里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.7万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -63.7%( -29.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 39.6年(昨年 7.8年から +410.2 %増)。平均土地面積は 251.7 坪 (昨年 143.2 坪から +75.8 %増)。平均建物面積は 26.0 坪 (昨年 27.7 坪から -6.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 7.8 年 → 2020年 39.6 年、+410.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 32.0 分 → 2020年 40.8 分、+27.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示