【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR田沢湖線 (田沢湖駅~大曲駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.7万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -23.4%( -12.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2019年)に比べて +175.0%( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 14.6年から +57.3 %増)。平均土地面積は 121.3 坪 (昨年 83.9 坪から +44.5 %増)。平均建物面積は 53.3 坪 (昨年 38.4 坪から +39.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。大曲駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは北大曲駅で昨年に比べ -47.2 %、坪単価は 44.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(大曲駅)は -14.7 %(坪単価 -8.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北大曲駅)は -47.2 %(坪単価 -39.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 35.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 14.6 年 → 2020年 23.0 年、+57.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 18.2 分 → 2020年 22.2 分、+21.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 30.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大曲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -14.7%( -8.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北大曲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.1万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -47.2%( -39.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR田沢湖線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
田沢湖駅 | 3.8万/坪 (39.2年/292坪) | - | 5.8万/坪 (37.5年/99.8坪) |
神代駅 | - | - | 19.6万/坪 (25.5年/69.6坪) |
生田駅 | - | - | - |
角館駅 | 63.2万/坪 (0.5年/77.1坪) | - | 4.7万/坪 (34.5年/93.8坪) |
鶯野駅 | - | - | - |
羽後長野駅 | 22.0万/坪 (18.5年/63.5坪) | - | - |
鑓見内駅 | - | 12.1万/坪 (48.5年/236坪) | - |
羽後四ツ屋駅 | 10.8万/坪 (41.5年/118坪) | - | - |
北大曲駅 | 44.1万/坪 (21.5年/248坪) | 83.5万/坪 (-0.50年/63.5坪) | - |
大曲駅 | 46.9万/坪 (21.7年/78.9坪) | 55.0万/坪 (11.5年/62.0坪) | 48.9万/坪 (15.2年/89.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大曲駅 46.9 万/坪(昨年同期比 -14.7 %)
大曲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -14.7%( -8.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 11.5年から +88.4 %増)。平均土地面積は 78.9 坪 (昨年 62.0 坪から +27.2 %増)。平均建物面積は 36.8 坪 (昨年 36.3 坪から +1.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 41.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 11.5 年 → 2020年 21.7 年、+88.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 20.5 分 → 2020年 25.2 分、+23.2 %と大きく増加)
北大曲駅 44.1 万/坪(昨年同期比 -47.2 %)
北大曲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.1万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -47.2%( -39.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 21.5年(昨年 -0.5年から -4415.9 %減)。平均土地面積は 248.1 坪 (昨年 63.5 坪から +290.5 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 28.7 坪から +57.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 -0.5 年 → 2020年 21.5 年、-4415.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 2.0 分 → 2020年 5.0 分、+150.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示