【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期のJR五能線 (東能代駅～岩館駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -43.6％( -18.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて -38.9％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.4年(昨年 20.9年から +65.1 ％増)。平均土地面積は 91.8 坪 (昨年 65.4 坪から +40.3 ％増)。平均建物面積は 74.5 坪 (昨年 31.8 坪から +134.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(向能代駅)は +190.6 ％(坪単価 +22.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東能代駅)は -97.9 ％(坪単価 -71.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 21.2 分 → 2021年 14.7 分、-30.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 18.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 20.9 年 → 2021年 34.4 年、+65.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 ％ → 2021年 54.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった向能代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.1万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +190.6％( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東能代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -97.9％( -71.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR五能線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東能代駅 | 1.5万/坪 (58.5年/106坪) | 72.5万/坪 (6.5年/57.9坪) | - |
| 能代駅 | 24.3万/坪 (35.2年/91.2坪) | 37.7万/坪 (26.3年/71.2坪) | 23.8万/坪 (30.4年/73.4坪) |
| 向能代駅 | 34.1万/坪 (19.5年/87.0坪) | 16.3万/坪 (33.5年/93.8坪) | |
| 北能代駅 | - | - | - |
| 鳥形駅 | - | - | |
| 沢目駅 | - | - | - |
| 東八森駅 | - | - | - |
| 八森駅 | - | - | - |
| 滝ノ間駅 | - | 2.2万/坪 (27.5年/31.8坪) | - |
| 岩館駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
向能代駅 34.1 万/坪(昨年同期比 +190.6 ％)
向能代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.1万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +190.6％( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 25.5年から -23.5 ％減)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 46.9 坪から -11.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 25.5 年 → 2021年 19.5 年、-23.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 28.0 分 → 2021年 2.0 分、-92.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 50.0 ％)
東能代駅 1.5 万/坪(昨年同期比 -97.9 ％)
東能代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -97.9％( -71.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 58.5年(昨年 6.5年から +799.4 ％増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 57.9 坪から +83.0 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 30.3 坪から +10.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 19.4 分 → 2021年 13.0 分、-33.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 6.5 年 → 2021年 58.5 年、+799.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示