【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR磐越西線 (郡山駅～徳沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.4万円/坪(17.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +2.8％( +1.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 109 件(１年前(2020年)に比べて -36.6％( -63件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 20.6年から +16.7 ％増)。平均土地面積は 97.4 坪 (昨年 94.0 坪から +3.6 ％増)。平均建物面積は 52.5 坪 (昨年 49.4 坪から +6.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。会津若松駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは翁島駅で昨年に比べ +669.2 ％、坪単価は 132 万円/坪となった。
上位 1 駅(翁島駅)は +669.2 ％(坪単価 +115.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上戸駅)は -86.7 ％(坪単価 -17.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 0.6 ％ → 2021年 3.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 20.6 年 → 2021年 24.0 年、+16.7 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 30.4 ％ → 2021年 40.4 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.3 ％ → 2021年 25.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった翁島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +669.2％( +115.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -86.7％( -17.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR磐越西線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 郡山駅 | 66.3万/坪 (22.1年/91.0坪) | 66.3万/坪 (18.0年/87.8坪) | 72.4万/坪 (20.3年/102坪) |
| 郡山富田駅 | 53.4万/坪 (35.0年/54.8坪) | - | - |
| 喜久田駅 | 60.9万/坪 (9.0年/48.4坪) | - | 10.0万/坪 (0年/154坪) |
| 安子ケ島駅 | - | - | - |
| 磐梯熱海駅 | 15.5万/坪 (49.0年/545坪) | - | 0.04万/坪 (50.0年/72.6坪) |
| 中山宿駅 | - | - | - |
| 上戸駅 | 2.6万/坪 (32.0年/69.6坪) | 19.8万/坪 (25.0年/72.6坪) | - |
| 猪苗代湖畔駅 | - | - | - |
| 関都駅 | - | - | - |
| 川桁駅 | - | - | - |
| 猪苗代駅 | 17.7万/坪 (21.7年/231坪) | 3.5万/坪 (48.0年/159坪) | - |
| 翁島駅 | 132万/坪 (0年/454坪) | 17.2万/坪 (23.0年/72.6坪) | - |
| 磐梯町駅 | - | 80.8万/坪 (34.0年/188坪) | |
| 東長原駅 | - | - | - |
| 広田駅 | - | 10.4万/坪 (42.0年/84.7坪) | 13.9万/坪 (42.0年/230坪) |
| 会津若松駅 | 50.6万/坪 (26.3年/82.5坪) | 38.8万/坪 (25.6年/104坪) | 46.7万/坪 (21.5年/85.5坪) |
| 堂島駅 | - | - | 33.1万/坪 (4.0年/103坪) |
| 笈川駅 | - | - | - |
| 塩川駅 | - | 81.1万/坪 (0年/74.1坪) | 16.5万/坪 (27.0年/118坪) |
| 姥堂駅 | - | - | - |
| 会津豊川駅 | - | 10.0万/坪 (47.0年/257坪) | - |
| 喜多方駅 | - | 51.1万/坪 (18.9年/112坪) | 19.8万/坪 (22.0年/145坪) |
| 山都駅 | 6.6万/坪 (68.0年/239坪) | - | - |
| 荻野駅 | - | - | - |
| 尾登駅 | - | - | - |
| 野沢駅 | - | 3.0万/坪 (44.0年/49.9坪) | - |
| 上野尻駅 | - | - | - |
| 徳沢駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
翁島駅 132.2 万/坪(昨年同期比 +669.2 ％)
翁島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +669.2％( +115.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.0年(昨年 23.0年から -100.0 ％減)。平均土地面積は 453.8 坪 (昨年 72.6 坪から +525.0 ％増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 37.8 坪から -20.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 23.0 年 → 2021年 0.0 年、-100.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 1.0 分 → 2021年 30.0 分、+2900.0 ％と大きく増加)
上戸駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -86.7 ％)
上戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -86.7％( -17.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.0年(昨年 25.0年から +28.0 ％増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 72.6 坪から -4.2 ％減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 15.1 坪から +60.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 120.0 分 → 2021年 21.0 分、-82.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 25.0 年 → 2021年 32.0 年、+28.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示