【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期のJR越美北線 (福井駅～九頭竜湖駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -0.8％( -0.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 39 件(１年前(2021年)に比べて +25.8％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 26.2年から -29.5 ％減)。平均土地面積は 71.0 坪 (昨年 99.6 坪から -28.7 ％減)。平均建物面積は 37.6 坪 (昨年 53.4 坪から -29.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(越前大野駅)は +277.7 ％(坪単価 +46.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(越前東郷駅)は -67.3 ％(坪単価 -93.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 26.2 年 → 2022年 18.5 年、-29.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 27.6 ％ → 2022年 16.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.5 ％ → 2022年 25.8 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 38.2 分 → 2022年 46.8 分、+22.6 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 27.6 ％ → 2022年 16.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった越前大野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +277.7％( +46.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越前東郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.5万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -67.3％( -93.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR越美北線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福井駅 | 51.9万/坪 (18.6年/69.6坪) | 50.7万/坪 (26.1年/98.6坪) | 59.3万/坪 (24.0年/101坪) |
| 越前花堂駅 | - | - | 33.1万/坪 (36.0年/66.6坪) |
| 六条駅 | - | - | - |
| 足羽駅 | - | - | - |
| 越前東郷駅 | 45.5万/坪 (26.0年/127坪) | 139万/坪 (0年/63.5坪) | - |
| 市波駅 | - | - | - |
| 小和清水駅 | - | - | - |
| 美山駅 | - | - | - |
| 越前薬師駅 | - | - | - |
| 越前大宮駅 | - | - | - |
| 計石駅 | - | - | - |
| 牛ケ原駅 | - | - | - |
| 北大野駅 | - | - | - |
| 越前大野駅 | 62.8万/坪 (8.0年/66.6坪) | 16.6万/坪 (55.0年/166坪) | 5.9万/坪 (42.0年/65.0坪) |
| 越前田野駅 | - | - | - |
| 越前富田駅 | - | - | - |
| 下唯野駅 | - | - | - |
| 柿ケ島駅 | - | - | - |
| 九頭竜湖駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
越前大野駅 62.8 万/坪(昨年同期比 +277.7 ％)
越前大野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +277.7％( +46.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 8.0年(昨年 55.0年から -85.5 ％減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 166.4 坪から -60.0 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 49.9 坪から -39.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 55.0 年 → 2022年 8.0 年、-85.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 17.0 分 → 2022年 21.0 分、+23.5 ％と大きく増加)
越前東郷駅 45.5 万/坪(昨年同期比 -67.3 ％)
越前東郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.5万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -67.3％( -93.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 63.5 坪から +100.0 ％増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 30.3 坪から -20.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.0 分 → 2022年 9.0 分、+28.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示