【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期のJR越美北線 (福井駅～九頭竜湖駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.6万円/坪(14.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +14.8％( +6.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 35 件(１年前(2020年)に比べて +84.2％( +16件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 23.8年から +2.1 ％増)。平均土地面積は 89.0 坪 (昨年 62.9 坪から +41.6 ％増)。平均建物面積は 82.2 坪 (昨年 37.2 坪から +121.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。越前東郷駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは越前東郷駅で昨年に比べ +37.7 ％、坪単価は 39.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(越前東郷駅)は +37.7 ％(坪単価 +10.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福井駅)は +11.3 ％(坪単価 +5.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 46.3 分 → 2021年 29.7 分、-35.8 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 25.0 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.3 ％ → 2021年 5.7 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 21.4 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 26.7 ％ → 2021年 32.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +11.3％( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2020年)に比べて +93.8％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越前東郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +37.7％( +10.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR越美北線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福井駅 | 49.6万/坪 (24.6年/82.5坪) | 44.6万/坪 (20.8年/57.5坪) | 46.6万/坪 (19.9年/76.7坪) |
| 越前花堂駅 | 57.9万/坪 (10.3年/57.5坪) | - | 74.0万/坪 (0.25年/52.9坪) |
| 六条駅 | - | - | - |
| 足羽駅 | - | - | - |
| 越前東郷駅 | 39.2万/坪 (15.3年/96.8坪) | 28.5万/坪 (32.8年/95.3坪) | - |
| 市波駅 | - | - | - |
| 小和清水駅 | - | - | - |
| 美山駅 | - | - | 4.9万/坪 (41.8年/147坪) |
| 越前薬師駅 | - | - | - |
| 越前大宮駅 | 0.20万/坪 (0年/303坪) | - | - |
| 計石駅 | - | - | - |
| 牛ケ原駅 | - | - | - |
| 北大野駅 | - | 0.6万/坪 (42.3年/78.7坪) | - |
| 越前大野駅 | 0.8万/坪 (40.3年/103坪) | - | 26.7万/坪 (26.8年/127坪) |
| 越前田野駅 | - | - | - |
| 越前富田駅 | - | - | - |
| 下唯野駅 | - | - | - |
| 柿ケ島駅 | - | - | - |
| 九頭竜湖駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
越前東郷駅 39.2 万/坪(昨年同期比 +37.7 ％)
越前東郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +37.7％( +10.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.3年(昨年 32.8年から -53.4 ％減)。平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 95.3 坪から +1.6 ％増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 34.0 坪から +20.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 32.8 年 → 2021年 15.3 年、-53.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 9.0 分、+28.6 ％と大きく増加)
福井駅 49.6 万/坪(昨年同期比 +11.3 ％)
福井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +11.3％( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2020年)に比べて +93.8％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 20.8年から +18.4 ％増)。平均土地面積は 82.5 坪 (昨年 57.5 坪から +43.5 ％増)。平均建物面積は 87.4 坪 (昨年 37.6 坪から +132.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 53.3 分 → 2021年 30.9 分、-42.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 ％ → 2021年 24.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 20.8 年 → 2021年 24.6 年、+18.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 ％ → 2021年 36.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 41.7 ％ → 2021年 24.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示