【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の福井鉄道福武線 (たけふ新駅～田原町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.9万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -0.9％( -0.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 61 件(１年前(2021年)に比べて +52.5％( +21件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 25.4年から -28.1 ％減)。平均土地面積は 69.4 坪 (昨年 91.5 坪から -24.2 ％減)。平均建物面積は 39.5 坪 (昨年 57.0 坪から -30.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。赤十字前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤十字前駅で昨年に比べ +46.6 ％、坪単価は 58.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤十字前駅)は +46.6 ％(坪単価 +18.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(花堂駅)は -65.2 ％(坪単価 -34.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 25.4 年 → 2022年 18.3 年、-28.1 ％と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.7 ％ → 2022年 10.2 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 24.3 ％ → 2022年 32.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 32.9 分 → 2022年 39.5 分、+20.1 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤十字前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.1万円/坪(17.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +46.6％( +18.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった花堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.1万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -65.2％( -34.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 福井鉄道福武線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| たけふ新駅 | - | - | - |
| 北府駅 | 27.8万/坪 (47.0年/333坪) | - | - |
| スポーツ公園駅 | 50.3万/坪 (7.3年/68.1坪) | 106万/坪 (0年/84.7坪) | 47.5万/坪 (55.0年/101坪) |
| 家久駅 | - | - | - |
| サンドーム西駅 | - | - | - |
| 西鯖江駅 | - | - | - |
| 西山公園駅 | - | - | - |
| 水落駅 | 50.1万/坪 (11.0年/52.6坪) | - | - |
| 神明駅 | 46.3万/坪 (11.7年/64.5坪) | 55.2万/坪 (14.5年/55.2坪) | 62.9万/坪 (12.0年/70.6坪) |
| 鳥羽中駅 | - | 24.9万/坪 (34.0年/51.4坪) | 30.7万/坪 (17.0年/424坪) |
| 三十八社駅 | - | - | - |
| 泰澄の里駅 | - | - | - |
| 浅水駅 | 3.5万/坪 (49.0年/68.1坪) | - | - |
| ハーモニーホール駅 | - | - | - |
| 清明駅 | 31.7万/坪 (31.0年/56.0坪) | - | - |
| 江端駅 | 64.1万/坪 (0年/72.6坪) | - | - |
| ベル前駅 | 68.1万/坪 (0年/69.6坪) | - | - |
| 花堂駅 | 18.1万/坪 (37.0年/46.9坪) | 52.1万/坪 (24.0年/56.0坪) | - |
| 赤十字前駅 | 58.1万/坪 (20.0年/44.8坪) | 39.6万/坪 (23.0年/71.6坪) | 11.4万/坪 (56.0年/42.4坪) |
| 商工会議所前駅 | - | 31.4万/坪 (39.5年/94.3坪) | - |
| 足羽山公園口駅 | - | - | - |
| 福井城址大名町駅 | - | - | - |
| 福井駅 | 51.9万/坪 (18.6年/69.6坪) | 50.7万/坪 (26.1年/98.6坪) | 59.3万/坪 (24.0年/101坪) |
| 仁愛女子高校駅 | - | - | - |
| 田原町駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤十字前駅 58.1 万/坪(昨年同期比 +46.6 ％)
赤十字前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.1万円/坪(17.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +46.6％( +18.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.0年(昨年 23.0年から -13.0 ％減)。平均土地面積は 44.8 坪 (昨年 71.6 坪から -37.5 ％減)。平均建物面積は 27.8 坪 (昨年 71.1 坪から -60.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 23.0 年 → 2022年 20.0 年、-13.0 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 33.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.0 分 → 2022年 30.0 分、+114.3 ％と大きく増加)
花堂駅 18.1 万/坪(昨年同期比 -65.2 ％)
花堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.1万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -65.2％( -34.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 37.0年(昨年 24.0年から +54.2 ％増)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 56.0 坪から -16.2 ％減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 49.9 坪から -6.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.0 分 → 2022年 10.0 分、-23.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 24.0 年 → 2022年 37.0 年、+54.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示