【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期のJR肥薩線 (八代駅~矢岳駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.8万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +23.9%( +9.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2020年)に比べて +80.0%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.6年(昨年 25.7年から +34.7 %増)。平均土地面積は 85.4 坪 (昨年 137.6 坪から -38.0 %減)。平均建物面積は 38.4 坪 (昨年 32.4 坪から +18.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。八代駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは八代駅で昨年に比べ -6.6 %、坪単価は 40.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(人吉駅)は +278.2 %(坪単価 +53.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八代駅)は -6.6 %(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 23.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 25.7 年 → 2021年 34.6 年、+34.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 52.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった人吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.4万円/坪(21.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +278.2%( +53.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -6.6%( -2.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +37.5%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR肥薩線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
八代駅 | 40.0万/坪 (30.6年/73.7坪) | 42.8万/坪 (20.1年/148坪) | 21.4万/坪 (36.6年/76.7坪) |
段駅 | - | - | - |
坂本駅 | - | - | - |
葉木駅 | - | - | - |
鎌瀬駅 | - | - | - |
白石駅 | - | - | - |
球泉洞駅 | - | - | - |
一勝地駅 | - | - | - |
那良口駅 | - | - | - |
渡駅 | - | - | - |
西人吉駅 | - | - | 35.8万/坪 (55.3年/129坪) |
人吉駅 | 72.4万/坪 (43.1年/85.7坪) | 19.1万/坪 (45.3年/96.0坪) | 13.3万/坪 (0年/151坪) |
大畑駅 | 28.7万/坪 (24.3年/212坪) | - | - |
矢岳駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
人吉駅 72.4 万/坪(昨年同期比 +278.2 %)
人吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.4万円/坪(21.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +278.2%( +53.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.1年(昨年 45.3年から -4.8 %減)。平均土地面積は 85.7 坪 (昨年 96.0 坪から -10.8 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 28.7 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 18.0 分 → 2021年 23.5 分、+30.6 %と大きく増加)
八代駅 40.0 万/坪(昨年同期比 -6.6 %)
八代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -6.6%( -2.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +37.5%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.6年(昨年 20.1年から +51.9 %増)。平均土地面積は 73.7 坪 (昨年 148.0 坪から -50.2 %減)。平均建物面積は 44.3 坪 (昨年 33.0 坪から +34.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 20.1 年 → 2021年 30.6 年、+51.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示