【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR肥薩線 (八代駅~矢岳駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -25.2%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて -26.1%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 36.1年から -14.1 %減)。平均土地面積は 135.7 坪 (昨年 71.9 坪から +88.8 %増)。平均建物面積は 65.1 坪 (昨年 47.1 坪から +38.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。人吉駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは人吉駅で昨年に比べ +15.7 %、坪単価は 30.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(人吉駅)は +15.7 %(坪単価 +4.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八代駅)は -40.6 %(坪単価 -13.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 36.1 年 → 2020年 31.0 年、-14.1 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 % → 2020年 53.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった人吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +15.7%( +4.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -40.6%( -13.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +8.3%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
JR肥薩線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
八代駅 | 20.4万/坪 (34.4年/146坪) | 34.3万/坪 (36.9年/57.3坪) | 43.6万/坪 (29.6年/110坪) |
段駅 | - | - | - |
坂本駅 | - | 8.3万/坪 (51.5年/142坪) | - |
葉木駅 | - | - | - |
鎌瀬駅 | - | 9.1万/坪 (10.5年/69.6坪) | - |
白石駅 | - | - | - |
球泉洞駅 | - | - | - |
一勝地駅 | 1.5万/坪 (23.5年/66.6坪) | - | - |
那良口駅 | - | - | 3.8万/坪 (56.5年/263坪) |
渡駅 | - | - | - |
西人吉駅 | - | 3.7万/坪 (0年/160坪) | 7.1万/坪 (44.0年/70.6坪) |
人吉駅 | 30.6万/坪 (14.0年/112坪) | 26.4万/坪 (0年/72.4坪) | 23.7万/坪 (31.0年/114坪) |
大畑駅 | - | - | - |
矢岳駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
人吉駅 30.6 万/坪(昨年同期比 +15.7 %)
人吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +15.7%( +4.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 72.4 坪から +54.6 %増)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 22.1 坪から +59.8 %増)。
八代駅 20.4 万/坪(昨年同期比 -40.6 %)
八代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -40.6%( -13.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +8.3%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 34.4年(昨年 36.9年から -6.8 %減)。平均土地面積は 146.5 坪 (昨年 57.3 坪から +155.5 %増)。平均建物面積は 74.4 坪 (昨年 60.0 坪から +23.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 29.9 分 → 2020年 24.1 分、-19.5 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 41.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示