【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の南阿蘇鉄道 (立野駅~高森駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.7万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +207.9%( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.1年(昨年 43.0年から -27.7 %減)。平均土地面積は 210.1 坪 (昨年 225.1 坪から -6.7 %減)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 52.7 坪から -37.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。高森駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南阿蘇白川水源駅で昨年に比べ +175.5 %、坪単価は 23.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(南阿蘇白川水源駅)は +175.5 %(坪単価 +15.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高森駅)は +32.1 %(坪単価 +3.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 43.0 年 → 2024年 31.1 年、-27.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 87.8 分 → 2024年 70.0 分、-20.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 75.0 % → 2024年 37.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 37.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.3万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +103.9%( +29.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +32.1%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
南阿蘇鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
立野駅 | - | - | 29.4万/坪 (19.9年/333坪) |
長陽駅 | - | - | - |
加勢駅 | - | - | - |
阿蘇下田城駅 | - | - | - |
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅 | - | 5.5万/坪 (37.0年/224坪) | - |
中松駅 | 57.3万/坪 (18.0年/183坪) | 28.1万/坪 (30.8年/333坪) | 51.9万/坪 (24.3年/216坪) |
阿蘇白川駅 | 53.7万/坪 (23.0年/175坪) | - | 28.9万/坪 (0年/157坪) |
南阿蘇白川水源駅 | 23.9万/坪 (37.1年/173坪) | 8.7万/坪 (46.2年/119坪) | 1.8万/坪 (72.0年/90.8坪) |
見晴台駅 | - | - | - |
高森駅 | 14.2万/坪 (41.0年/484坪) | 10.7万/坪 (45.0年/545坪) | 26.4万/坪 (28.5年/188坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南阿蘇白川水源駅 23.9 万/坪(昨年同期比 +175.5 %)
南阿蘇白川水源駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.9万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +175.5%( +15.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 37.1年(昨年 46.2年から -19.7 %減)。平均土地面積は 173.0 坪 (昨年 118.7 坪から +45.7 %増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 42.7 坪から -36.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 46.2 年 → 2024年 37.1 年、-19.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 120.0 分 → 2024年 102.0 分、-15.0 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 50.0 %)
高森駅 14.2 万/坪(昨年同期比 +32.1 %)
高森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +32.1%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.0年(昨年 45.0年から -8.9 %減)。平均土地面積は 484.0 坪 (昨年 544.5 坪から -11.1 %減)。平均建物面積は 84.7 坪 (昨年 56.0 坪から +51.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 75.0 分 → 2024年 30.0 分、-60.0 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示