【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜12月期の南阿蘇鉄道 (立野駅～高森駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -64.9％( -20.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -40.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.0年(昨年 29.6年から +45.0 ％増)。平均土地面積は 225.1 坪 (昨年 206.1 坪から +9.2 ％増)。平均建物面積は 52.7 坪 (昨年 33.2 坪から +58.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(南阿蘇白川水源駅)は +382.7 ％(坪単価 +6.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高森駅)は -59.5 ％(坪単価 -15.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 58.3 ％ → 2023年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 29.6 年 → 2023年 43.0 年、+45.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 45.4 分 → 2023年 87.8 分、+93.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 ％ → 2023年 75.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.1万円/坪(8.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -45.8％( -23.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南阿蘇白川水源駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +382.7％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 南阿蘇鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 立野駅 | - | 29.4万/坪 (19.9年/333坪) | 71.1万/坪 (14.9年/237坪) |
| 長陽駅 | - | - | - |
| 加勢駅 | - | - | - |
| 阿蘇下田城駅 | - | - | - |
| 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅 | 5.5万/坪 (37.0年/224坪) | - | - |
| 中松駅 | 28.1万/坪 (30.8年/333坪) | 51.9万/坪 (24.3年/216坪) | 12.4万/坪 (31.5年/514坪) |
| 阿蘇白川駅 | - | 28.9万/坪 (0年/157坪) | - |
| 南阿蘇白川水源駅 | 8.7万/坪 (46.2年/119坪) | 1.8万/坪 (72.0年/90.8坪) | |
| 見晴台駅 | - | - | - |
| 高森駅 | 10.7万/坪 (45.0年/545坪) | 26.4万/坪 (28.5年/188坪) | 4.0万/坪 (48.7年/377坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南阿蘇白川水源駅 8.7 万/坪(昨年同期比 +382.7 ％)
南阿蘇白川水源駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +382.7％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 46.2年(昨年 72.0年から -35.9 ％減)。平均土地面積は 118.7 坪 (昨年 90.8 坪から +30.8 ％増)。平均建物面積は 42.7 坪 (昨年 52.9 坪から -19.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 72.0 年 → 2023年 46.2 年、-35.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
高森駅 10.7 万/坪(昨年同期比 -59.5 ％)
高森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -59.5％( -15.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.0年(昨年 28.5年から +58.1 ％増)。平均土地面積は 544.5 坪 (昨年 188.0 坪から +189.7 ％増)。平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 32.4 坪から +72.7 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 28.5 年 → 2023年 45.0 年、+58.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.4 分 → 2023年 75.0 分、+207.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示