【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期のくま川鉄道線 (人吉温泉駅～湯前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.5万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +77.8％( +15.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.0年(昨年 39.8年から -9.6 ％減)。平均土地面積は 198.1 坪 (昨年 143.7 坪から +37.9 ％増)。平均建物面積は 34.6 坪 (昨年 30.0 坪から +15.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。多良木駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは肥後西村駅で昨年に比べ +1488.6 ％、坪単価は 58.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(肥後西村駅)は +1488.6 ％(坪単価 +54.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(あさぎり駅)は -79.5 ％(坪単価 -52.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 44.4 ％ → 2022年 40.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 21.8 分 → 2022年 52.3 分、+140.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 44.4 ％ → 2022年 60.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった肥後西村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.1万円/坪(17.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +1488.6％( +54.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったあさぎり駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -79.5％( -52.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| くま川鉄道線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 人吉温泉駅 | - | - | - |
| 相良藩願成寺駅 | - | - | - |
| 川村駅 | - | - | - |
| 肥後西村駅 | 58.1万/坪 (32.8年/94.3坪) | 3.7万/坪 (42.8年/137坪) | - |
| 一武駅 | - | 11.6万/坪 (49.8年/133坪) | - |
| 木上駅 | - | - | - |
| おかどめ幸福駅 | - | - | |
| あさぎり駅 | 13.6万/坪 (33.3年/392坪) | 66.1万/坪 (38.8年/63.5坪) | 9.4万/坪 (34.8年/129坪) |
| 東免田駅 | - | - | - |
| 公立病院前駅 | - | - | - |
| 多良木駅 | 30.9万/坪 (22.8年/191坪) | 22.0万/坪 (23.3年/180坪) | 37.4万/坪 (41.8年/54.5坪) |
| 東多良木駅 | - | - | - |
| 新鶴羽駅 | - | - | - |
| 湯前駅 | 9.3万/坪 (57.8年/130坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
肥後西村駅 58.1 万/坪(昨年同期比 +1488.6 ％)
肥後西村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.1万円/坪(17.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +1488.6％( +54.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.8年(昨年 42.8年から -23.4 ％減)。平均土地面積は 94.3 坪 (昨年 136.9 坪から -31.1 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 30.3 坪から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 42.8 年 → 2022年 32.8 年、-23.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 26.5 分 → 2022年 100.0 分、+277.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
あさぎり駅 13.6 万/坪(昨年同期比 -79.5 ％)
あさぎり駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -79.5％( -52.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.3年(昨年 38.8年から -14.2 ％減)。平均土地面積は 391.7 坪 (昨年 63.5 坪から +516.7 ％増)。平均建物面積は 49.2 坪 (昨年 16.6 坪から +195.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 38.8 年 → 2022年 33.3 年、-14.2 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.0 分 → 2022年 23.0 分、+155.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示