【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期のくま川鉄道線 (人吉温泉駅～湯前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.2万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +51.0％( +18.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +175.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.1年(昨年 39.3年から -13.1 ％減)。平均土地面積は 178.2 坪 (昨年 154.3 坪から +15.5 ％増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 38.9 坪から +32.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。肥後西村駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは肥後西村駅で昨年に比べ -10.3 ％、坪単価は 59.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(あさぎり駅)は +154.4 ％(坪単価 +23.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(肥後西村駅)は -10.3 ％(坪単価 -6.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 39.3 年 → 2022年 34.1 年、-13.1 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 ％ → 2022年 60.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.2 分 → 2022年 46.8 分、+188.1 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 20.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった肥後西村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.3万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -10.3％( -6.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったあさぎり駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.9万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +154.4％( +23.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| くま川鉄道線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 人吉温泉駅 | - | - | - |
| 相良藩願成寺駅 | - | - | - |
| 川村駅 | - | - | - |
| 肥後西村駅 | 59.3万/坪 (30.8年/163坪) | 66.1万/坪 (0.5年/157坪) | 28.1万/坪 (29.5年/77.1坪) |
| 一武駅 | - | - | - |
| 木上駅 | - | - | - |
| おかどめ幸福駅 | - | - | 9.1万/坪 (36.5年/303坪) |
| あさぎり駅 | 38.9万/坪 (47.5年/333坪) | 15.3万/坪 (54.5年/142坪) | 18.5万/坪 (37.5年/84.7坪) |
| 東免田駅 | - | - | - |
| 公立病院前駅 | - | - | - |
| 多良木駅 | - | - | - |
| 東多良木駅 | - | - | - |
| 新鶴羽駅 | - | - | - |
| 湯前駅 | - | 49.6万/坪 (47.5年/175坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
あさぎり駅 38.9 万/坪(昨年同期比 +154.4 ％)
あさぎり駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.9万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +154.4％( +23.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 47.5年(昨年 54.5年から -12.8 ％減)。平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 142.2 坪から +134.0 ％増)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 44.6 坪から -42.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 54.5 年 → 2022年 47.5 年、-12.8 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.5 分 → 2022年 8.0 分、-56.8 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
肥後西村駅 59.3 万/坪(昨年同期比 -10.3 ％)
肥後西村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.3万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -10.3％( -6.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.8年(昨年 0.5年から +6004.8 ％増)。平均土地面積は 162.6 坪 (昨年 157.3 坪から +3.4 ％増)。平均建物面積は 57.9 坪 (昨年 36.3 坪から +59.4 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 0.5 年 → 2022年 30.8 年、+6004.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.0 分 → 2022年 28.8 分、+121.5 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示