【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の京阪石山坂本線 (石山寺駅～坂本比叡山口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.7万円/坪(17.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +19.3％( +9.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて +71.4％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.8年(昨年 26.9年から +14.7 ％増)。平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 38.9 坪から +26.4 ％増)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 28.5 坪から +15.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(唐橋前駅)は +245.6 ％(坪単価 +50.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(石山寺駅)は -38.7 ％(坪単価 -32.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 26.9 年 → 2024年 30.8 年、+14.7 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.0 分 → 2024年 17.5 分、+75.0 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松ノ馬場駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +195.2％( +64.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石山寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.5万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -38.7％( -32.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 京阪石山坂本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 石山寺駅 | 51.5万/坪 (40.5年/59.0坪) | 84.0万/坪 (1.5年/51.4坪) | 91.3万/坪 (1.0年/39.3坪) |
| 唐橋前駅 | 71.2万/坪 (0年/39.3坪) | 20.6万/坪 (48.0年/42.4坪) | 67.0万/坪 (20.0年/41.8坪) |
| 京阪石山駅 | 38.4万/坪 (36.0年/60.5坪) | - | - |
| 粟津駅 | 96.2万/坪 (4.0年/40.8坪) | - | - |
| 瓦ケ浜駅 | 88.2万/坪 (3.0年/49.9坪) | - | 926万/坪 (0年/51.4坪) |
| 中ノ庄駅 | 27.5万/坪 (55.0年/77.1坪) | - | 136万/坪 (1.0年/59.0坪) |
| 膳所本町駅 | - | - | - |
| 錦駅 | - | - | - |
| 京阪膳所駅 | - | - | - |
| 石場駅 | - | - | - |
| 島ノ関駅 | - | - | - |
| 三井寺駅 | - | - | - |
| 京阪大津京駅 | - | - | 36.5万/坪 (39.0年/96.8坪) |
| 近江神宮前駅 | - | 27.0万/坪 (32.0年/13.6坪) | - |
| 南滋賀駅 | 40.2万/坪 (36.0年/39.3坪) | - | 58.9万/坪 (26.0年/74.9坪) |
| 滋賀里駅 | 7.5万/坪 (56.0年/25.7坪) | - | 66.1万/坪 (20.0年/46.9坪) |
| 穴太駅 | - | 69.1万/坪 (0年/37.8坪) | - |
| 松ノ馬場駅 | 97.6万/坪 (6.0年/40.8坪) | 33.1万/坪 (30.0年/33.3坪) | 84.1万/坪 (1.0年/40.8坪) |
| 坂本比叡山口駅 | - | - | 19.3万/坪 (50.0年/25.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
唐橋前駅 71.2 万/坪(昨年同期比 +245.6 ％)
唐橋前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +245.6％( +50.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 42.4 坪から -7.1 ％減)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 25.0 坪から +18.2 ％増)。
石山寺駅 51.5 万/坪(昨年同期比 -38.7 ％)
石山寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.5万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -38.7％( -32.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.5年(昨年 1.5年から +2601.9 ％増)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 51.4 坪から +14.7 ％増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 33.3 坪から -4.5 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 1.5 年 → 2024年 40.5 年、+2601.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示