
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期の東武大師線 (西新井駅~大師前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +29.1%( +32.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.8年(昨年 26.7年から -29.6 %減)。平均土地面積は 21.3 坪 (昨年 21.0 坪から +1.7 %増)。平均建物面積は 28.6 坪 (昨年 26.8 坪から +6.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。西新井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西新井駅で昨年に比べ +38.5 %、坪単価は 154 万円/坪となった。
上位 1 駅(西新井駅)は +38.5 %(坪単価 +42.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大師前駅)は +19.9 %(坪単価 +22.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 26.7 年 → 2024年 18.8 年、-29.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.3 分 → 2024年 11.4 分、-20.1 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.7 % → 2024年 20.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 % → 2024年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西新井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 154万円/坪(46.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +38.5%( +42.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -69.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大師前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 137万円/坪(41.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +19.9%( +22.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
東武大師線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西新井駅 | 154万/坪 (19.5年/21.9坪) | 111万/坪 (26.3年/21.3坪) | 125万/坪 (18.8年/36.8坪) |
大師前駅 | 137万/坪 (18.3年/20.9坪) | 114万/坪 (29.3年/18.9坪) | 142万/坪 (20.8年/36.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西新井駅 153.5 万/坪(昨年同期比 +38.5 %)
西新井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 154万円/坪(46.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +38.5%( +42.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -69.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 26.3年から -25.7 %減)。平均土地面積は 21.9 坪 (昨年 21.3 坪から +3.0 %増)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 26.9 坪から +4.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 26.3 年 → 2024年 19.5 年、-25.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.0 分 → 2024年 10.5 分、-30.0 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.7 % → 2024年 25.0 %)
大師前駅 137.2 万/坪(昨年同期比 +19.9 %)
大師前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 137万円/坪(41.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +19.9%( +22.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 29.3年から -37.6 %減)。平均土地面積は 20.9 坪 (昨年 18.9 坪から +10.7 %増)。平均建物面積は 29.0 坪 (昨年 26.5 坪から +9.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 29.3 年 → 2024年 18.3 年、-37.6 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.5 分 → 2024年 12.0 分、+26.3 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示