この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜9月期の東京モノレール羽田線 (天王洲アイル駅~天空橋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 248万円/坪(75.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +62.1%( +95.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -42.9%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 13.8年(昨年 28.9年から -52.3 %減)。平均土地面積は 118.2 坪 (昨年 129.0 坪から -8.4 %減)。平均建物面積は 49.5 坪 (昨年 146.9 坪から -66.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。昭和島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天空橋駅で昨年に比べ +349.4 %、坪単価は 264 万円/坪となった。
上位 1 駅(天空橋駅)は +349.4 %(坪単価 +205.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(昭和島駅)は +26.7 %(坪単価 +48.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 28.9 年 → 2024年 13.8 年、-52.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.2 分 → 2024年 13.4 分、-26.6 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.4 % → 2024年 28.6 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 35.7 % → 2024年 14.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天空橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 264万円/坪(80.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +349.4%( +205.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった昭和島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +26.7%( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
東京モノレール羽田線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
天王洲アイル駅 | 331万/坪 (0年/49.9坪) | - | - |
大井競馬場前駅 | - | - | - |
流通センター駅 | - | 134万/坪 (24.9年/209坪) | 99.5万/坪 (33.7年/87.7坪) |
昭和島駅 | 229万/坪 (11.5年/74.1坪) | 180万/坪 (28.7年/127坪) | 207万/坪 (0.5年/16.6坪) |
天空橋駅 | 264万/坪 (4.0年/10.6坪) | 58.9万/坪 (35.5年/16.6坪) | 463万/坪 (54.3年/33.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
天空橋駅 264.5 万/坪(昨年同期比 +349.4 %)
天空橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 264万円/坪(80.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +349.4%( +205.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 4.0年(昨年 35.5年から -88.7 %減)。平均土地面積は 10.6 坪 (昨年 16.6 坪から -36.4 %減)。平均建物面積は 12.1 坪 (昨年 20.4 坪から -40.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 35.5 年 → 2024年 4.0 年、-88.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.5 分 → 2024年 8.0 分、+45.5 %と大きく増加)
昭和島駅 228.6 万/坪(昨年同期比 +26.7 %)
昭和島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +26.7%( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.5年(昨年 28.7年から -60.1 %減)。平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 127.4 坪から -41.8 %減)。平均建物面積は 63.2 坪 (昨年 130.2 坪から -51.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 28.7 年 → 2024年 11.5 年、-60.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 19.7 分 → 2024年 12.0 分、-39.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 % → 2024年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示