この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜9月期の東京モノレール羽田線 (天王洲アイル駅~天空橋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 217万円/坪(65.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +33.2%( +54.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -61.5%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.2年(昨年 16.0年から +94.9 %増)。平均土地面積は 56.3 坪 (昨年 162.9 坪から -65.4 %減)。平均建物面積は 64.7 坪 (昨年 176.4 坪から -63.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。昭和島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天空橋駅で昨年に比べ +128.3 %、坪単価は 463 万円/坪となった。
上位 1 駅(天空橋駅)は +128.3 %(坪単価 +260.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(流通センター駅)は -27.8 %(坪単価 -38.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 16.0 年 → 2022年 31.2 年、+94.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 17.4 分 → 2022年 20.4 分、+17.3 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 45.5 % → 2022年 60.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天空橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 463万円/坪(140万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +128.3%( +260.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった流通センター駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.5万円/坪(30.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -27.8%( -38.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
東京モノレール羽田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
天王洲アイル駅 | - | - | - |
大井競馬場前駅 | - | 253万/坪 (0.5年/16.6坪) | - |
流通センター駅 | 99.5万/坪 (33.7年/87.7坪) | 138万/坪 (23.4年/262坪) | 176万/坪 (36.8年/201坪) |
昭和島駅 | 207万/坪 (0.5年/16.6坪) | 162万/坪 (11.5年/21.7坪) | 182万/坪 (17.1年/130坪) |
天空橋駅 | 463万/坪 (54.3年/33.3坪) | 203万/坪 (0.8年/220坪) | 214万/坪 (0.8年/33.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
天空橋駅 462.8 万/坪(昨年同期比 +128.3 %)
天空橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 463万円/坪(140万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +128.3%( +260.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 54.3年(昨年 0.8年から +7105.5 %増)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 220.1 坪から -84.9 %減)。平均建物面積は 12.1 坪 (昨年 22.7 坪から -46.7 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 0.8 年 → 2022年 54.3 年、+7105.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 6.0 分、+20.0 %と大きく増加)
流通センター駅 99.5 万/坪(昨年同期比 -27.8 %)
流通センター駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.5万円/坪(30.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -27.8%( -38.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.7年(昨年 23.4年から +44.3 %増)。平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 262.2 坪から -66.5 %減)。平均建物面積は 111.9 坪 (昨年 326.1 坪から -65.7 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.4 年 → 2022年 33.7 年、+44.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示