【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜12月期のJR米坂線 (越後片貝駅～坂町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +72.4％( +8.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2022年)に比べて +55.6％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 38.8年(昨年 38.6年から +0.7 ％増)。平均土地面積は 148.5 坪 (昨年 164.9 坪から -10.0 ％減)。平均建物面積は 63.8 坪 (昨年 55.1 坪から +15.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。坂町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは坂町駅で昨年に比べ +78.7 ％、坪単価は 22.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(坂町駅)は +78.7 ％(坪単価 +9.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(越後下関駅)は -79.2 ％(坪単価 -6.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 18.6 分 → 2023年 15.8 分、-14.9 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 ％ → 2023年 41.7 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった坂町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +78.7％( +9.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて +62.5％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越後下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -79.2％( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR米坂線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 越後片貝駅 | - | - | - |
| 越後下関駅 | 1.7万/坪 (61.0年/363坪) | 8.2万/坪 (53.3年/299坪) | 18.8万/坪 (30.4年/85.5坪) |
| 越後大島駅 | - | - | 20.7万/坪 (52.3年/333坪) |
| 坂町駅 | 22.0万/坪 (36.8年/131坪) | 12.3万/坪 (36.7年/148坪) | 32.3万/坪 (22.1年/75.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
坂町駅 22.0 万/坪(昨年同期比 +78.7 ％)
坂町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +78.7％( +9.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて +62.5％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.8年(昨年 36.7年から +0.2 ％増)。平均土地面積は 130.6 坪 (昨年 148.0 坪から -11.8 ％減)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 55.8 坪から -2.4 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 75.0 ％ → 2023年 45.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 45.5 ％)
越後下関駅 1.7 万/坪(昨年同期比 -79.2 ％)
越後下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -79.2％( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 61.0年(昨年 53.3年から +14.6 ％増)。平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 299.5 坪から +21.2 ％増)。平均建物面積は 175.5 坪 (昨年 49.9 坪から +251.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 29.0 分 → 2023年 11.0 分、-62.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 53.3 年 → 2023年 61.0 年、+14.6 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示