【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜12月期のJR米坂線 (越後片貝駅~坂町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -57.1%( -15.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.6年(昨年 27.4年から +40.9 %増)。平均土地面積は 164.9 坪 (昨年 100.5 坪から +64.1 %増)。平均建物面積は 55.1 坪 (昨年 37.4 坪から +47.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(越後下関駅)は -56.2 %(坪単価 -10.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(坂町駅)は -62.0 %(坪単価 -20.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.3 % → 2022年 11.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 27.4 年 → 2022年 38.6 年、+40.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 15.8 分 → 2022年 18.6 分、+17.8 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 8.3 % → 2022年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった坂町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.0%( -20.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +14.3%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越後下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -56.2%( -10.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR米坂線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
越後片貝駅 | - | - | - |
越後下関駅 | 8.2万/坪 (53.3年/299坪) | 18.8万/坪 (30.4年/85.5坪) | 8.1万/坪 (35.8年/48.4坪) |
越後大島駅 | - | 20.7万/坪 (52.3年/333坪) | - |
坂町駅 | 12.3万/坪 (36.7年/148坪) | 32.3万/坪 (22.1年/75.8坪) | 29.2万/坪 (27.1年/85.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
越後下関駅 8.2 万/坪(昨年同期比 -56.2 %)
越後下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -56.2%( -10.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 53.3年(昨年 30.4年から +75.3 %増)。平均土地面積は 299.5 坪 (昨年 85.5 坪から +250.4 %増)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 46.9 坪から +6.5 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 30.4 年 → 2022年 53.3 年、+75.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.5 分 → 2022年 29.0 分、+132.0 %と大きく増加)
坂町駅 12.3 万/坪(昨年同期比 -62.0 %)
坂町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.0%( -20.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +14.3%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 36.7年(昨年 22.1年から +66.4 %増)。平均土地面積は 148.0 坪 (昨年 75.8 坪から +95.2 %増)。平均建物面積は 55.8 坪 (昨年 36.9 坪から +51.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 22.1 年 → 2022年 36.7 年、+66.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 71.4 % → 2022年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示