【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜3月期のJR磐越西線 (日出谷駅～新津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +56.0％( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(１年前(2018年)に比べて +18.8％( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 33.5年から -17.1 ％減)。平均土地面積は 93.0 坪 (昨年 130.5 坪から -28.7 ％減)。平均建物面積は 35.1 坪 (昨年 61.1 坪から -42.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(北五泉駅)は +178.9 ％(坪単価 +42.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(五泉駅)は -41.7 ％(坪単価 -11.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 33.5 年 → 2019年 27.8 年、-17.1 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.3 ％ → 2019年 33.3 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 41.7 ％ → 2019年 11.1 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 19.4 分 → 2019年 25.8 分、+33.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 55.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北五泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +178.9％( +42.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった五泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -41.7％( -11.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
| JR磐越西線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 日出谷駅 | - | - | - |
| 鹿瀬駅 | - | - | - |
| 津川駅 | 2.2万/坪 (0年/303坪) | - | 16.2万/坪 (19.5年/393坪) |
| 三川駅 | - | - | - |
| 五十島駅 | - | - | - |
| 東下条駅 | - | - | - |
| 咲花駅 | - | 8.1万/坪 (55.0年/545坪) | - |
| 馬下駅 | 21.4万/坪 (0年/160坪) | - | - |
| 猿和田駅 | - | - | 17.2万/坪 (25.0年/54.5坪) |
| 五泉駅 | 15.9万/坪 (33.5年/87.4坪) | 27.2万/坪 (24.2年/123坪) | 16.5万/坪 (36.9年/177坪) |
| 北五泉駅 | 66.1万/坪 (0年/124坪) | 23.7万/坪 (39.5年/118坪) | 13.4万/坪 (31.5年/204坪) |
| 新関駅 | - | - | 6.6万/坪 (52.0年/106坪) |
| 東新津駅 | - | - | - |
| 新津駅 | 51.8万/坪 (26.2年/63.7坪) | 25.0万/坪 (36.8年/75.6坪) | 45.7万/坪 (26.9年/130坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北五泉駅 66.1 万/坪(昨年同期比 +178.9 ％)
北五泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +178.9％( +42.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 118.0 坪から +5.1 ％増)。平均建物面積は 18.2 坪 (昨年 40.8 坪から -55.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.3 分 → 2019年 19.5 分、+134.0 ％と大きく増加)
五泉駅 15.9 万/坪(昨年同期比 -41.7 ％)
五泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -41.7％( -11.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 24.2年から +38.4 ％増)。平均土地面積は 87.4 坪 (昨年 122.5 坪から -28.6 ％減)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 59.6 坪から -46.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 29.3 分 → 2019年 24.8 分、-15.5 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 ％ → 2019年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 24.2 年 → 2019年 33.5 年、+38.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 ％ → 2019年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示