【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期のJR只見線 (大白川駅~小出駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +45.8%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2021年)に比べて +36.8%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.5年(昨年 31.4年から +16.3 %増)。平均土地面積は 143.8 坪 (昨年 133.4 坪から +7.8 %増)。平均建物面積は 62.1 坪 (昨年 76.2 坪から -18.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。小出駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは藪神駅で昨年に比べ +328.1 %、坪単価は 14.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(藪神駅)は +328.1 %(坪単価 +11.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小出駅)は +45.3 %(坪単価 +5.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 56.2 % → 2022年 54.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 31.4 年 → 2022年 36.5 年、+16.3 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.8 % → 2022年 36.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.5 % → 2022年 7.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +45.3%( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +30.8%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった藪神駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +328.1%( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR只見線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大白川駅 | - | - | - |
入広瀬駅 | 2.1万/坪 (31.9年/206坪) | - | 4.6万/坪 (24.0年/136坪) |
上条駅 | - | 0.8万/坪 (50.8年/90.8坪) | - |
越後須原駅 | - | 4.9万/坪 (24.5年/148坪) | 5.9万/坪 (30.0年/95.8坪) |
魚沼田中駅 | - | - | - |
越後広瀬駅 | 0.6万/坪 (53.7年/122坪) | - | - |
藪神駅 | 14.9万/坪 (29.4年/89.7坪) | 3.5万/坪 (26.7年/167坪) | 5.8万/坪 (41.9年/393坪) |
小出駅 | 16.9万/坪 (36.6年/145坪) | 11.7万/坪 (31.6年/124坪) | 18.4万/坪 (31.5年/127坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
藪神駅 14.9 万/坪(昨年同期比 +328.1 %)
藪神駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +328.1%( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 26.7年から +10.0 %増)。平均土地面積は 89.7 坪 (昨年 167.1 坪から -46.3 %減)。平均建物面積は 41.8 坪 (昨年 39.8 坪から +5.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 23.5 分 → 2022年 21.0 分、-10.6 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)
小出駅 16.9 万/坪(昨年同期比 +45.3 %)
小出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +45.3%( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +30.8%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.6年(昨年 31.6年から +16.0 %増)。平均土地面積は 145.5 坪 (昨年 124.4 坪から +16.9 %増)。平均建物面積は 66.1 坪 (昨年 91.0 坪から -27.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 54.5 % → 2022年 35.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 31.6 年 → 2022年 36.6 年、+16.0 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.2 % → 2022年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示