【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期のJR只見線 (大白川駅～小出駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -54.3％( -10.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.7年(昨年 31.2年から -17.5 ％減)。平均土地面積は 137.2 坪 (昨年 145.2 坪から -5.5 ％減)。平均建物面積は 82.0 坪 (昨年 78.5 坪から +4.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(越後須原駅)は -46.2 ％(坪単価 -4.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小出駅)は -62.1 ％(坪単価 -15.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 31.2 年 → 2021年 25.7 年、-17.5 ％と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 20.3 分 → 2021年 22.6 分、+11.0 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 ％ → 2021年 80.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -62.1％( -15.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越後須原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -46.2％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR只見線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大白川駅 | - | - | - |
| 入広瀬駅 | - | 4.6万/坪 (24.0年/136坪) | - |
| 上条駅 | - | - | - |
| 越後須原駅 | 4.9万/坪 (24.5年/148坪) | 9.1万/坪 (30.5年/96.8坪) | 10.1万/坪 (23.5年/63.5坪) |
| 魚沼田中駅 | - | - | - |
| 越後広瀬駅 | - | - | - |
| 藪神駅 | - | - | 11.0万/坪 (46.5年/75.6坪) |
| 小出駅 | 9.7万/坪 (26.0年/121坪) | 25.5万/坪 (33.7年/156坪) | 29.5万/坪 (21.2年/87.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
越後須原駅 4.9 万/坪(昨年同期比 -46.2 ％)
越後須原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -46.2％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 24.5年(昨年 30.5年から -19.7 ％減)。平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 96.8 坪から +53.1 ％増)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 63.5 坪から -7.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 30.5 年 → 2021年 24.5 年、-19.7 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.0 分 → 2021年 24.0 分、+380.0 ％と大きく増加)
小出駅 9.7 万/坪(昨年同期比 -62.1 ％)
小出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -62.1％( -15.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 33.7年から -22.8 ％減)。平均土地面積は 120.7 坪 (昨年 156.3 坪から -22.8 ％減)。平均建物面積は 87.7 坪 (昨年 83.4 坪から +5.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 33.7 年 → 2021年 26.0 年、-22.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 75.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示