
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年4月〜6月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅~直江津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -9.2%( -3.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 32 件(1年前(2018年)に比べて -31.9%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.8年(昨年 27.2年から +16.6 %増)。平均土地面積は 127.5 坪 (昨年 113.3 坪から +12.6 %増)。平均建物面積は 64.7 坪 (昨年 57.4 坪から +12.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。春日山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは関山駅で昨年に比べ +118.2 %、坪単価は 13.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(関山駅)は +118.2 %(坪単価 +7.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(直江津駅)は -37.0 %(坪単価 -18.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 39.5 % → 2019年 28.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 27.2 年 → 2019年 31.8 年、+16.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.9 % → 2019年 53.6 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.3 % → 2019年 10.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった春日山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.7万円/坪(15.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +27.6%( +11.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった関山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +118.2%( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
妙高はねうまライン | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
妙高高原駅 | - | 11.8万/坪 (36.6年/214坪) | - |
関山駅 | 13.1万/坪 (35.8年/281坪) | 6.0万/坪 (50.3年/191坪) | - |
二本木駅 | 1.8万/坪 (39.3年/69.6坪) | - | - |
新井駅 | - | 26.1万/坪 (28.3年/89.7坪) | 29.4万/坪 (21.0年/179坪) |
北新井駅 | - | - | 72.7万/坪 (0.25年/81.7坪) |
上越妙高駅 | - | 50.5万/坪 (13.5年/221坪) | - |
南高田駅 | 14.9万/坪 (50.8年/84.7坪) | 18.0万/坪 (29.3年/129坪) | 9.6万/坪 (42.5年/93.0坪) |
高田駅 | 28.7万/坪 (22.6年/123坪) | 25.4万/坪 (41.6年/97.9坪) | 20.8万/坪 (25.4年/135坪) |
春日山駅 | 50.7万/坪 (28.7年/135坪) | 39.7万/坪 (22.3年/80.5坪) | 32.9万/坪 (26.3年/140坪) |
直江津駅 | 31.8万/坪 (34.1年/125坪) | 50.4万/坪 (14.3年/107坪) | 19.0万/坪 (31.1年/74.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
関山駅 13.1 万/坪(昨年同期比 +118.2 %)
関山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +118.2%( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 50.3年から -28.9 %減)。平均土地面積は 281.3 坪 (昨年 190.6 坪から +47.6 %増)。平均建物面積は 137.6 坪 (昨年 33.3 坪から +313.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 50.3 年 → 2019年 35.8 年、-28.9 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 19.0 分 → 2019年 29.5 分、+55.3 %と大きく増加)
直江津駅 31.8 万/坪(昨年同期比 -37.0 %)
直江津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -37.0%( -18.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて -21.4%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.1年(昨年 14.3年から +137.6 %増)。平均土地面積は 125.0 坪 (昨年 107.2 坪から +16.6 %増)。平均建物面積は 51.1 坪 (昨年 55.4 坪から -7.7 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 14.3 年 → 2019年 34.1 年、+137.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.4 % → 2019年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示