【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年4月〜6月期の北越急行ほくほく線 (六日町駅～犀潟駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.1万円/坪(4.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -57.8％( -22.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2018年)に比べて +7.1％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 35.1年(昨年 23.2年から +51.6 ％増)。平均土地面積は 103.0 坪 (昨年 138.7 坪から -25.8 ％減)。平均建物面積は 81.2 坪 (昨年 64.2 坪から +26.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(六日町駅)は -47.4 ％(坪単価 -20.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(十日町駅)は -87.6 ％(坪単価 -40.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 26.6 分 → 2019年 22.9 分、-13.9 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.1 ％ → 2019年 13.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 23.2 年 → 2019年 35.1 年、+51.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.0 ％ → 2019年 35.7 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 57.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった六日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -47.4％( -20.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった十日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -87.6％( -40.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 北越急行ほくほく線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 六日町駅 | 22.8万/坪 (36.0年/92.3坪) | 43.3万/坪 (21.9年/172坪) | 20.1万/坪 (33.1年/141坪) |
| 魚沼丘陵駅 | - | - | - |
| 美佐島駅 | - | - | - |
| しんざ駅 | - | - | - |
| 十日町駅 | 5.7万/坪 (35.9年/104坪) | 45.8万/坪 (24.0年/65.3坪) | 10.2万/坪 (43.8年/112坪) |
| まつだい駅 | - | 6.6万/坪 (26.3年/182坪) | - |
| ほくほく大島駅 | - | - | - |
| 虫川大杉駅 | 3.4万/坪 (39.8年/127坪) | - | - |
| うらがわら駅 | - | 0.03万/坪 (0年/272坪) | - |
| 大池いこいの森駅 | - | - | - |
| くびき駅 | 43.0万/坪 (16.3年/87.7坪) | - | - |
| 犀潟駅 | 19.2万/坪 (36.3年/118坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
六日町駅 22.8 万/坪(昨年同期比 -47.4 ％)
六日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -47.4％( -20.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.0年(昨年 21.9年から +64.6 ％増)。平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 171.8 坪から -46.3 ％減)。平均建物面積は 124.5 坪 (昨年 56.3 坪から +121.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 17.6 分 → 2019年 11.3 分、-35.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 ％ → 2019年 57.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 21.9 年 → 2019年 36.0 年、+64.6 ％と大きく増加)
十日町駅 5.7 万/坪(昨年同期比 -87.6 ％)
十日町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -87.6％( -40.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.9年(昨年 24.0年から +49.6 ％増)。平均土地面積は 103.9 坪 (昨年 65.3 坪から +59.0 ％増)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 78.7 坪から -32.7 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 24.0 年 → 2019年 35.9 年、+49.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.5 分 → 2019年 32.3 分、+139.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 ％ → 2019年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示