【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年4月〜6月期の名鉄豊川線 (国府駅～豊川稲荷駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.9万円/坪(22.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +1.2％( +0.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2019年)に比べて -18.8％( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 6.8年(昨年 20.4年から -66.7 ％減)。平均土地面積は 83.0 坪 (昨年 61.8 坪から +34.2 ％増)。平均建物面積は 39.2 坪 (昨年 43.1 坪から -9.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。稲荷口駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは八幡駅で昨年に比べ +466.7 ％、坪単価は 121 万円/坪となった。
上位 1 駅(八幡駅)は +466.7 ％(坪単価 +99.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(諏訪町駅)は -23.2 ％(坪単価 -20.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 20.4 年 → 2020年 6.8 年、-66.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 46.7 ％ → 2020年 72.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 13.0 分 → 2020年 14.4 分、+10.7 ％と増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +466.7％( +99.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった稲荷口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +14.4％( +8.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄豊川線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 国府駅 | 76.2万/坪 (8.8年/47.6坪) | 71.2万/坪 (24.1年/51.1坪) | 83.5万/坪 (8.7年/69.6坪) |
| 八幡駅 | 121万/坪 (5.3年/235坪) | 21.4万/坪 (51.3年/63.5坪) | 84.7万/坪 (23.3年/40.1坪) |
| 諏訪町駅 | 67.8万/坪 (6.9年/62.5坪) | 88.3万/坪 (13.5年/77.1坪) | 85.2万/坪 (7.3年/55.2坪) |
| 稲荷口駅 | 66.1万/坪 (0.25年/42.4坪) | 57.8万/坪 (19.8年/34.0坪) | 36.4万/坪 (25.3年/21.2坪) |
| 豊川稲荷駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八幡駅 121.2 万/坪(昨年同期比 +466.7 ％)
八幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +466.7％( +99.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 5.3年(昨年 51.3年から -89.7 ％減)。平均土地面積は 235.2 坪 (昨年 63.5 坪から +270.2 ％増)。平均建物面積は 90.8 坪 (昨年 51.4 坪から +76.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 51.3 年 → 2020年 5.3 年、-89.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.0 分 → 2020年 9.5 分、-50.0 ％と大きく減少)
諏訪町駅 67.8 万/坪(昨年同期比 -23.2 ％)
諏訪町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.8万円/坪(20.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -23.2％( -20.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2019年)に比べて -14.3％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 6.9年(昨年 13.5年から -49.4 ％減)。平均土地面積は 62.5 坪 (昨年 77.1 坪から -19.0 ％減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 46.7 坪から -19.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 13.5 年 → 2020年 6.9 年、-49.4 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 57.1 ％ → 2020年 80.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 13.0 分 → 2020年 20.3 分、+56.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 20.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示